アスペルガー症候群の就労

アスペルガー症候群を持っている人でも、社会に出て働いている人はたくさんいます。うまく社会や会社に馴染み、精力的に働く人もいれば、なかなか理解されずにストレスだけが溜まってしまい、離職する人もいます。

調べてみると、就労支援(相談)ができる場所があることを知りました。ただし、実際に自分で足を運んでいくわけですから、働きたいという気持ちをしっかりと持って相談に行くことが必須となるのでしょう。

アスペ子は、今は専業主婦、言い換えれば引きこもりのような状態です。また年齢的にももうだいぶ歳をとってしまいました。それでも何かできるかもしれないなと漠然と思う今日この頃です。

 

就労支援とは・・・

自分の体の調子が悪いなと思い、気分が沈んだり、ストレスが溜まりすぎた時には、通常はゆっくり休んだりして2〜3日で回復していきます。

アスペルガー症候群の場合は、調子が悪くなるとひどい場合には、うつ状態が長くなったり、引きこもりになったり、寝床から起き上がれなくなったりします。

そうなると、仕事どころか、家の外にも出られなくなってしまい、さらには家族にも相当の負担をかけてしまいます。このような状態では社会に出て働くことなどできません。仕事を探すこともできません。

つまり、学校に通っているような段階の年齢であれば、授業のカリキュラムが決まっていて、何かと先生が見てくれているため、分からないなりにも付いていくことが出来るかもしれませんが、大人になり、自分で仕事を探すとなると、話は全く違ってきます。

一般的には、希望の職種を幾つか絞り込んで、就職説明会などに参加したりして、就職試験、面談に向けて活動しますが、アスペルガー症候群の人には資料などから職種や業種をイメージすることが苦手な人が多いのが実情です。

ちなみに、余談になりますが、アスペ子の場合、ゼミの先生が見かねて推薦してくれた会社に面接に行き、採用になりましたが、実際のところ、卒業間際になってもアスペ子は「就職」という文字が頭にはありませんでした。「どうしようかな」という切羽詰まった考えもなく、今思えば、ゼミの先生には頭が上がらないほど感謝しています。(というのも、ちょうど都会ではバブルがはじけた頃で、就職難になり始めていた頃ですので、就職浪人しても務められたかは定かではありませんでした)

話を元に戻しますが、アスペルガー症候群の人には資料などから職種や業種をイメージすることが苦手な人が多いため、就職先を見つけるためには、企業の資料を見て、就職したいと思う企業を絞っていくのではなく、まず自分が出来ることと苦手なことを明確にして、自分が出来ることを活かせる仕事を探すという手順が必要になります。

そのために、例えば、以前のブログ記事で紹介した機関を使うと、相談や就職支援を行ってくれるようです。

いろいろ検索していると、アスペルガー症候群の人は、一般的に次のような特徴を持つ人が多いとの記述もありました。

出来る人が多いこと

  • 専門知識を覚える
  • 作業手順通りに正しくできる
  • 単純作業をやり続ける
  • 難しい漢字の読み書きができる
  • パソコンの難しい操作ができる
  • 常識にとらわれな発想ができる

出来ない人が多いこと

  • 良好な人間関係を築く
  • 急な予定変更に対応する
  • ウソを見抜く
  • 行間を読む
  • お世辞や冗談を言う
  • まわりの人や環境に合わせる
  • ストレスを我慢する
  • 新しい出会いに対応する

以上のようなアスペルガー症候群の特徴を自分だけでなく、周りの人や家族などと一緒に、客観的に見て、何ができるか、何ができないかを絞っていき、できる業種や職種を考えていけばより明確に、自分のやりたいことが見えてくると思います。

ただし、アスペルガー症候群の人はできないことをできるようにするには相当なストレスがかかりますので、できることを中心に考えていった方が得策ではないかと思います。

いざ、就職試験に臨んだ場合、筆記試験には合格しても、面接試験で落とされてしまう事も少なくありません。そのような時に、オープンで行くのならば、就労支援機関を利用して面接を受けると良いでしょう。

 

主な就労支援機関

発達障害支援センター

発達障害者全般の相談に対応、発達障害者の就労相談に対応

障害者職業センター

就労相談に対応、ジョブコーチの派遣

地域若者サポートステーション

若者の就労相談に対応、ひきこもりなどの相談

ジョブカフェ(若年者就業支援センター)

若年者の就労を支援

ハローワーク

障害者の相談にも対応

 

クローズで面接に行く場合は、一人で面接を受けて、不採用ばかりでは滅入ってしまい、面接を受ける気力も無くなってしまいます。

せっかく社会に出て働こうという気持ちがあるのにもかかわらず、逆に二次障害が出てくる可能性も否定できません。まずは慌てずにどうすれば採用できるかを就労支援機関を積極的に利用し、相談し、活用することが良いと思います。

ちなみに、アスペ子がハローワークのweb検索で障害者の求人検索(アスペ子の住んでいる地域のみ)をしたところ、パートで1社、正社員で2社でした。内容は機械などの洗浄。雑務。車椅子不可。階段あり。駐車場あり。

もっと幅を広げればもう少しあるのでしょうが、やぱり自分で探すよりは就労支援機関を頼りに、相談しながら就労活動をやっていった方が良いと痛感しました。

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発達障害とその支援

Posted by アスペ子