アスペルガー症候群の改善だって?

台風が同時に2個もやってきています。

シンクロしてる台風なんて、経験がないかもしれません。

台風通過の地域の方々に被害がないことを祈るばかりです。

アスペルガー症候群の改善だって?

先日、こんなタイトルの記事が目にとまりました。

 

アスペルガー症候群改善にはマグロなどビタミンB6が効果あり」

 

皆さんはこのタイトルだけを見てどう思われますか?

私は「アスペルガー症候群が改善されるって?」と思いました。

 

でもおかしな話ですよね?

アスペルガー症候群「先天的な障害であり、知的障害を伴わない興味・コミュニケーションについて特異性を持つ自閉症スペクトラムの一種」です。

先天的な障害なのに改善される・・・矛盾していませんか?

 

言葉の揚げ足をとるようなことではなくて、私が声を大にして言いたいのは「正しい日本語の文章を書いてほしい」と言うことです。

 

皆が皆、アスペルガー症候群の特性を知っているはずがありません。

アスペルガー症候群のことを何も知らない人がこのタイトルを見たら「アスペルガー症候群は治るんだ」「アスペルガー症候群は改善されるんだ」と思うかもしれません。

そうでなくともアスペルガー症候群などの障害を持った人たちは、今の日本社会で生きづらさを持っているのに、誤った認識を持たれてしまうと、生きづらさに余計拍車がかかってしまいます

 

ちなみにその記事はこのようなものです。

記事の内容は、アスペルガー症候群改善ではなく、アスペルガー症候群に伴う二次障害の改善に関することでした。

 

私が注目した2点

この記事を読んで、私は以下の2点に注目しました。

  • ドラマ『グッド・ドクター』(フジテレビ系)が「毎週泣ける」
  • 糖質制限

 

まずはドラマ『グッド・ドクター』についてですが、我が家にはテレビがないのでネットで調べてみました。

このドラマの原作は、韓国ドラマです。

内容は、コミュニケーションに障害がありながらも純粋な心を持つサヴァン症候群の主人公と、幼くかわいらしい子どもの命を救う物語です。その両者を追い込むために暗躍する悪役たちも存在します。

パッと見ただけで人物相関図がわかり、子どもの命を扱う医療ドラマなので感情移入しやすいそうです。

なんだか難しいことを取り上げたドラマなんだなと思いましたが、調べていくうちにこんな記事が引っかかりました。

どうも「「障害や特殊能力がある主人公」「子どもの命を救う物語」の2点は、ドラマ業界では「あざとすぎて禁じ手に近い」と言われるもの」だそうです。

私は「なるほどね〜」と思い、問題は解決しました。

 

次に「糖質制限」についてです。

この「糖質制限」というとダイエットでブームになっていますが、私にとってはあまり良いことだと思わなかったので、自分では「糖質制限」は行っていません。

「糖質制限」で行うダイエットのメリットは「即効性がある、肉や油物を我慢しなくても良い、集中力が高まる、DIT(食事誘発性熱産生)が増える」ことで、デメリットは「低血糖、便秘、下痢」などだそうです。

つまり、糖質さえ抑えればカロリーに過敏になる必要はない糖質制限ダイエットですが、正しく行わなければデメリットが生じてしまので、タンパク質や食物繊維など意識しておくべき栄養素を覚えておいき、正しい知識を得て実践することが重要となるということです。

 

ではなぜ「糖質制限」がアスペルガー症候群の二次障害の改善に繋がるのかを調べてみました。

そこで出てきた言葉が「ドーパミン」でした。

ドーパミンは中枢神経系に存在する神経伝達物質で、アドレナリン、ノルアドレナリンの前駆体でもあり、運動調節ホルモン調節快の感情意欲学習などに関わる物質です。

ドーパミンの原料は必須アミノ酸でなので、この元となるたんぱく質を多く含む食べ物を摂取することでドーパミンを出すことを助けます。また食べ物以外では、運動をする・笑う・達成感を得るといった方法があります。

たんぱく質が豊富な食べ物といえば、肉や魚や大豆などと共にビタミンB群を摂取することでその効果が高まるそうです。ビタミンB群を多く含む手軽な食材は豚肉があげられます。

運動・笑う・達成感では、ランナーズハイ(マラソンやジョギングを行うと通常、次第に苦しさが増してくるが、それを我慢し走り続けるとある時点から逆に快感・恍惚感が生じる状態)で得ることができます。

ドーパミンの原料となるものを摂取し、ドーパミンが正常に程よく分泌されると、人の感情や精神面、記憶や運動機能、睡眠などの重要な働きがスムーズにいきます。

逆に不足したりすると、脳を動かすエネルギーのほとんどは糖質(ブドウ糖)によって賄われているため糖質が不足し、脳はエネルギー不足となり、頭痛、吐き気、めまい、手指の震え、顔面蒼白、不安感、動悸、イライラ、ストレスがたまる、運動がしにくくなる、物覚えが悪くなるなどといった症状を起こします。

つまり、誤った知識で糖質制限を行うと、人によってはアスペルガー症候群の二次障害を引き起こすということです。

 

簡単なまとめ

最近のネットの情報は、よく掘り下げて読んでいかないと誤った知識が身についてしまうことが多いように感じます。

私も含めてですが、タイトルだけで判断する人もいるということの危険性を書き手側はもっと重く持たなければいけません。

上記にも書きましたが、アスペルガー症候群は先天性の障害ですので治ることはありません。

しかし心療内科や処方薬、食生活などでアスペルガー症候群の二次障害を軽減させたり、治すことも可能です。

 

そのやり方は人それぞれです。

 

処方薬だけの人もいれば、食生活だけの人もいれば、両方の人もいれば、何もしない人もいれば。

それで良いのだと私は考えています。

だって人間は十人十色ですからね。