うつ病について考えてみる

アスペ子はアスペルガー症候群の二次障害でうつ病が出ます。処方されている薬もうつ病に関するものがほとんどです。

一言にうつ病と言っても奥が深く、簡単にはまとめられませんが、アスペ子なりに考えてみようと思います。そう思ったのも、最近は以前ほどうつ状態が出なくなってきたので、どうしてなのかなという疑問があったからです。

うつ病は治るけれど再発もすると目にしたので、簡単になりますがまとめてみようと思います。

 

うつ病って?

気分の落ち込みや、やる気が起きないなど、心の不調は誰でも経験するものです。

気分の落ち込みと、うつ病を見分ける1つのポイントは「どのくらい長く抑うつ状態が続いているのか」ということで、ちょっとした気分の落ち込みならば2〜3日もすれば回復もしますし、ちょっとした気晴らしをすれば憂うつな気分も晴れる時もあります。

しかし、うつ病では憂うつな気分が2週間以上も続き、何をやっても気持ちが晴れることはありません。

うつ状態

うつ状態が強い、妄想的になることがある、自殺を考えることがある、日常生活が大きく阻害される、良いことがあっても気分が晴れない、きっかけはあるがハッキリしない時もある、周囲から見て理解できないことが多い、長い持続性、仕事や趣味が全く手につかない、等

心の症状

抑うつ気分、意欲の低下、思考力の低下

体の症状

睡眠異常、食欲の低下・増加、疲労、倦怠感、ホルモン系の異常、その他(心臓がドキドキする、頭痛、胃の痛みなど)

うつ病では様々な体の症状が現れるため、多くの人にうつ病という自覚がなく、何らかの体の病気があるのではないかと考えて、内科などを受診する人が多いそうです。

うつ病で体に症状が現れるのは、心配事があると胃がキリキリ痛む、緊張すると心臓がドキドキする、というように心と体は繋がっているからです。うつ病は精神的に落ち込む病気ですが、その心の不調が体にも現れているのです。

またうつ病は気分の不調をきたすだけでなく、自律神経や内分泌系、免疫などに影響を及ぼし、これらが複雑にかかわりあって色々な体の不調が現れると考えられています。

さらに、うつ病になると「不安になりやすい、物事を悪く取りやすい」という状態になるため、普通だったら見過ごす程度の体の不調も、とても大きく感じてしまうのです。

 

十分な休養

うつ病の人は「常に何かをしていなければいけない、休むことは罪だ」と考えるタイプの人が多いため、なかなか休みを取ろうとはしません。まずはゆっくり休むことによって心と体をリフレッシュさせます。

薬による治療

うつ病も他の病気と同じように、薬によって体の中の異常を修正することが必要です。「抗うつ剤」という種類の薬が有効であると考えられています。

その他に精神療法(心理的治療)というのがあり、特に「ぶり返し」を予防するために効果があります。精神療法の中の「認知行動療法」は、うつ病の人によく見られる「否定的な思考パターン」を話し合いなどによって客観的に整理し「より柔軟な思考パターン」にしていこうというものです。

 

うつ病治療の流れ・経緯

うつ病は治療を始めて1〜2日ですぐに改善していくものではありません。ゆっくりと階段を上るように焦らずジックリが、うつ病治療の基本です。(以下は例です。いずれも途中で薬をやめたら症状が逆戻りしてしまいます)

  • 【6〜12週】薬の服用を開始し、うつ病の症状を軽くする期間
  • 【4〜9ヶ月】安定した状態を維持する期間
  • 【〜1年〜】少しずつ元の生活に戻していく期間

 

心と体に不調を感じたら

まずは、うつのサインに気づいたら1日も早く医師に相談してください。

治療には少し時間がかかることがありますが、休養や薬による治療で日常生活の支障も軽くなっていきます。

うつ病も他の病気と同じように放置しておくと悪化してしまいます。状態が悪くなってから治療を始めても、治療への反応がなかなか上がらず、治療期間も長くなってしまいます。

今、なんとか踏ん張っていけても、徐々に日常生活や仕事に悪影響を及ぼしてしまいます。うつ病は放っておいても気の持ちようで治るというものではありません。

 

現在のアスペ子の場合は環境の安定が良かったようだ

アスペ子は今現在、うつ状態があまり出なくなったのはどうしてかなと思っていましたが、いろいろ調べてみると、やっと生活が少し楽しくなってきた段階のようです。

まだ安定した状態を維持するまでに至ってないので、ステップ的には時間がかかっているのかもしれません。でもこれからもしっかり通院して、薬を飲んで、焦らずいこうと思います。

余談ですが、新婚当初、心臓のドキドキがおさまらず、心臓に欠陥があるのかもしれないと大きな病院に行ったことがありました。

心電図をとったり、1日の心臓の働きを計測する機械を取り付けたりしたのですが、その時の医師は「特に異常はないね。う〜ん?」と不思議がっていました。

今思うと、これはうつ病の症状が体に出ていたのだと思います。

約15年経って、やっとあの時の心臓のドキドキの理由がわかり、ホッとした?アスペ子です。

うつ病

Posted by アスペ子