6月のアスペルガー症候群の二次障害の傾向は?

もうすぐ6月も終わりになります。早かったのか、長かったのか。良いこともあったし、嫌なこともあったし。

でも傾向としては、アスペ子にしては良かったのではないかと思っています。例えば「我慢」が少しできるようになりました。

それというのも、主人の時間とアスペ子の時間を、それぞれ持つことにより、「アスペ子の自由時間」ができたことにあると思います。何も考えず、インターネットをしたり、DVDを観たり、薬を飲んで仮眠をとったりすることが、アスペ子自身で出来るようになってきたのです。

このような時間の使い方は、アスペ子にとって良かったことの一つでした。誰にも邪魔されず「篭る」ことができるという、至福の時間です。

一般的には、このような時間はなかなか取れないのが現状だと思います。アスペ子宅は主人と二人きりなので、できたことだと思います。だから、いつも、ありがたいなと思って時間を過ごしています。

特にこの梅雨の季節は、なかなか外へ出ることができません。ちょっと遠くのスーパーに行くことも、雨が降ると叶いません。アスペ子の大好きな洗濯も、天気予報と睨めっこして様子を伺いながらやっています。(アスペ子宅の洗濯機は乾燥機能が付いていません)

ちょっと歩けば、大型のコインランドリーがありますが、徒歩で雨の中、洗濯物を持っていくのはなんだか滑稽です。ちょっと湿気った感じになってしまう洗濯物ですが、最近、アスペ子の寝汗がひどく、洗濯をしないとパンツで寝ないといけなくなってしまうので、曇りや小雨でも洗濯をし、室内に干しています。

以前のアスペ子でしたら、天気の変動に対して一喜一憂し、雨や曇りだと落ち込んでしまったり、逆にイライラしていましたが、今は「仕方ないなぁ」と思えるようになりました。

お天道様には逆らえないのですから、それこそ「臨機応変」に行動することが一番大切なのでしょう。アスペ子は「臨機応変」がとても苦手です。柔軟な頭の中の思考力を持っていません。納得がいかないことであると、なおさらです。

そんな「固い頭」のアスペ子をどうにかしようとしてくれているのが、薬と心療内科の先生と主人です。

特に主人は「発想の転換」がとてもうまく、アスペ子では絶対に考え付かないことを言ったりします。その度にアスペ子は「なるほど!」と思います・・が、やはり広汎性発達障害(アスペルガー症候群)のためなのか、アスペ子の頭の中にはあまりその言葉がとどまることがありません。

主人はこの辺は、もう慣れたというか、障害があるのだから仕方がないと思っているようですが、アスペ子の広汎性発達障害(アスペルガー症候群)のことを知らない人は、きっと「何この人!」と怒ったり、不思議に思ったりすることでしょう。

話は脱線しますが、アスペ子の頭の中に物事が止まらないということは、幼少期からありました。それは「本を読む」ことです。

本を読むことが大好きなアスペ子は、学校の図書館で本を借りてよく読んでいました。大人になっても本を読んだりしていましたが、読み終わると・・本の内容が頭の中に入っていませんでした。言い換えると「頭の中にとどまっていない」「頭の中から消えている」という感じです。

読書感想文は「感想」ではなく、「あらすじ」のようになってしまいました。それはそうです。アスペ子の頭の中には、読んだ本の内容が消えているのですから、感想を書くことは極めて困難でした。

今思うと、読書感想文を書いていた頃のアスペ子は「読書感想文=本のあらすじ」と思っていたのかもしれません。

小学校の高学年の時に、課題で「自分で物語を書いてみましょう」という国語の授業がありました。アスペ子はこのようなことは苦手なので、図書館に行って「宝島」の本を読んで参考にしました。

出来上がった「自分で作った物語」は、宝島そのものでした。

先生は「アスペ子さんの作品が非常に良くできていました。発表してください」と言いました。アスペ子は、自分の作品を読みながら「アスペ子の書いたこの作品は、参考にした宝島、そのままだよな・・」と、とても恥ずかしい思いをした記憶があります。

話がとても脱線してしまいましたが、自分の空間や時間を持つことにより、アスペ子はある意味「自分の世界観」の中で少しでも過ごすことができて、心や頭が安定してきたのかなと思っています。

広汎性発達障害(アスペルガー症候群)だからと言って、無理に健常者のような行動を取るよりも(強いられるよりも)、アスペ子にはアスペ子の「空間」が1日の中で少しでもあると、結果的には、その日1日が良い1日で終われるのではないかと思います。

いつも言いますが、人それぞれの生き方がありますので、広汎性発達障害(アスペルガー症候群)の人が、アスペ子と同じような行動をとったからといって、必ずしも良い結果が出るとは思っていません。

家庭環境の違いがまずありますし、子供がいたり、独身だったり、相談相手がいなかったり・・いろいろな人がいるはずです。

だからと言って悲観することはないとも、アスペ子は思っています。なぜならば、アスペ子も約2年前は、今とは全く違った、狂っていたアスペ子でしたが、病院に通い、薬を飲んで、アスペ子の実家と遮断し、引越しをして静かな環境で暮らし、主人の理解があって、やっとここまで辿りついたという感じです。

山あり谷あり悩みだらけの2年でしたが、この6月は特に感情の起伏もあまりなく、アスペ子が自発的に考え、動くことがやっと出来てきたように感じます。

まだまだ道は先まで続いていますが、この6月のアスペ子を忘れずに、これからも「アスペ子の空間・時間」を少しでも作って、良い方向に進んでいきたいなと思います。

なんだか6月は梅雨入りで滅入りそうでしたが、意に反して、アスペ子の気持ちは晴れ時々曇り or 曇り時々晴れといったような傾向の一月でした。

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Posted by アスペ子