アスペルガー症候群の二次障害と睡眠

アスペルガー症候群の二次障害の中にうつ状態がありますが、アスペ子の場合はうつ状態と睡眠が深く関係しています。これは幼少期からのことであって、今に始まったことではありません。

アスペルガー症候群に限らず、睡眠はとても重要です。

徹夜ができるのはせいぜい学生の頃までではないでしょうか。

睡眠がとれないことを不眠症と言いますが、アスペ子もなかなか眠りにつけないのでグッドミンという不眠症の薬を飲んでいます。アスペ子の場合、この薬を飲むとすぐに眠れるので、用法通り寝る直前に飲んでいます。

 

時間を気にするとよく眠れなかったことが癖になった・・・

幼少期のアスペ子は運動クラブに縛られて生活していたので、時間との戦いでした。

朝練習がある時は5時に起き、5時15分には家を出ていました。睡眠時間は7〜8時間くらいだったでしょうか。朝練習、学校、夜練習が毎日続いた生活を10数年間続けてきたということは、体に相当な負担がかかっていたと思います。

「嫌だ」と言えないアスペルガー症候群のアスペ子は、自分でも気がつかない疲労が少しずつたまっていたのでしょう。子供だからって少しくらい無理しても大丈夫だなんてことはないと思います。

アスペ子が爆発しなくて運動クラブを続けられたのは自分で言うのも変ですが、奇跡に近いものがあったと思います。

でもその後ろには絶対に逆らえない両親とコーチがいたからであって、アスペ子の意思で運動クラブを続けていたのではないというマイナスな部分が大きくありました。

社会人になって、夜遊びを覚えた頃にも睡眠不足は多々ありました。朝帰りして、会社の昼休みに仮眠をとってという毎日でした。

就業中にウトウトしていたこともありましたが、叱る上司はみんな出払っていて、快適な仮眠になっていました。こんなことではいけないと思いつつも、唯一のストレス発散の場だった夜遊びはやめられず、自堕落な生活をしていたアスペ子でした。

そんな時代を過ごしてきたアスペ子が結婚後、うまく新婚生活に慣れるはずがありません。

主人が仕事に出かけた後、掃除、洗濯を済ませ、買い物に行って夕飯の材料と自分のお菓子を買って、コタツに入ってテレビを見ながらお菓子を食べて、気がついたら19時だったなんてことは日常茶飯事でした。

慌てて洗濯物を取り込み、夕食の用意をし、主人が帰宅するのを待っていました。当時の主人の帰宅は21時30分頃だったので、下ごしらえをしておくくらいで夕食の準備は終了です。

夕食後、時間にして22時過ぎに二人の団欒時間になりますが、主人はすぐにパソコンの電源を入れ、つきっきりです。会話らしい会話があったか、障害のせいでアスペ子はあまり覚えていません。

アスペ子は今のようにパソコンに向かう時間は少なかったので、テレビを見て過ごしていました。そうなると、ウトウトが始まり、結果、爆睡状態になります。

見かねた主人が「起きないとダメだよ」と言うのですがアスペ子は空返事。主人も毎夜コタツで寝ているアスペ子に不満があったので「起きなさい!」と何回も言ってきます。

そうなるとアスペ子は「わかってるよ!!」と、とても不機嫌な状態でノソノソと起きます。アスペ子の内心は「せっかく気持ちよく寝ているのに!起きたくなったら起きるよ!」と反抗的な気持ちしかありませんでした。

今思うと、当時の就寝時間は午前3時。起床時間は8時くらい。夜寝る睡眠時間が少なすぎました。

この時に通っていた心療内科の先生に眠くてすぐに寝てしまうと相談したら「眠い時には寝なさい。今まで寝足りなかった時間が今出ているのだから、寝たいだけ寝るのが良いですよ」と言っていました。

要は、うつ状態の時には眠くなくても横になったり、眠いのなら寝たいだけ寝ることが重要だということではないかとアスペ子は思いました。

先日、ものすごくうつ状態がひどく、何もやる気が起きなかった日があったのですが、昼食をとって少し経ってから頓服を飲んで布団に入りました。少しでも眠られたらいいな・・と思うか思わないうちに爆睡し、3時間以上寝ていました。寝て起きて、体が軽くなって頭がスッキリしていた感じがあったので、昼寝効果かな?と感じました。

そして、昼寝をした夜は眠れないかと思ったのですが、いつものようにグッスリ寝ることができ、なんと8時間30分も寝ていました。

今までだったら寝すぎで頭が重い感じがあったのですが、この日は頭がスッキリし、元気もあり、うつ状態もなく、朝から便秘もなく、快適な朝を迎えることができました。やっぱり睡眠は重要なんだと改めて感じたアスペ子でした。

今、アスペ子には相当な自由な時間があります。自分を見つめ直す時間でもあり、体の調子を整える時間でもあります。

つまりアスペルガー症候群の二次障害を治す(軽減する)時間があるということです。

元来、アスペルガー症候群のこだわりや過集中を持っているため、なかなか自分の時間を有効に使うことが下手なアスペ子ですが、そこは割り切らずに、睡眠をとるということを一つのきっかけとして、これからいかに自分の体の調子を良くしていくかを考えて、生活の安定を目指すことが大切だと思いました。

その他の障害と悩み

Posted by アスペ子