アスペルガー症候群と通院の仕方と運転免許証の更新

先日、かかりつけの心療内科に行きました。心療内科ではアスペルガー症候群のカウンセリング的なものはなく、あくまで二次障害の治療として通院しています。

毎回、通院日の時、アスペ子はアスペルガー症候群の徴候がみられます。それは自閉症スペクトラムの中のアスペルガー症候群というように、自閉的な部分も多々出てきます。

 

通院は大きな勇気が必要になる・・・

滅多に外に出ないアスペ子は、通院日が主人との唯一の遠出です。

家から徒歩で駅まで行き、電車に乗って通院しています。家から病院まで片道約1時間30分が目安です。

1年前は徒歩で駅まで行くのも、電車に乗るのもストレスとパニックが起こっていましたが、今は「通い慣れた」道なのでだいぶ楽になりました。なんといっても主人と出かけることができるのは、近所のスーパーに行くことくらいなので、病院までの道のりは楽しい時間です。

ただやはりアスペ子の体の調子によって、毎回同じ通院とは限りません。

その時々によって変化しています。嬉しい時、楽しい時、気持ちの調子が良い時、晴れている時、寝起きの良い時などは、アスペ子の歩く速度が早くなります。主人でもやっとついてくるくらいのスピードになってしまいます。

この時のアスペ子は、ただ嬉しい、楽しいなどのプラスの感情が前面に出ていて、歩くスピードが自然と早くなっています。面白いもので疲れは全く感じません。

では体が辛い時、気持ちが沈んでいる時、雨の時、寝起きの悪い時は歩くのが遅くなるのかというと、そうではないのです。早く駅に行きたい、雨は嫌だなどのマイナスの感情が前面に出て、歩くスピードが早くなるのです。この時はドッと疲労感があります。

この現象はアスペルガー症候群が自閉症スペクトラムの中に入っているからなのだと、アスペ子は思っています。

何も見えていなく、ただ歩くことに過集中しているのです。

時々、ハッと主人のことを思い出して後ろを見ると、主人はついてきている時もあれば、離れている時もあります。「自分のペースで歩いていいよ」と言ってくれますが、気にして歩こうと足並みを揃えるのですが、だんだんとどうしても歩くペースが早くなってしまいます。

以前、自閉症の人は歩くのがとにかく早い、周りを見ていない、と聞いたことがあります。アスペ子も同じなんだなと思いました。

こうして早いペースで歩いている時に、アスペ子は何を考えているかというと、何も考えていません。強いて言うならば「早く、早く」とか「駅に、駅に」とか単語が頭の中をぐるぐる回っています。

晴れている時には、眼に映るものを単語で口に出します。「花!」「木!」「セミ!」「パン屋さん!」というように、主人に言っている時もあれば、一人で言っている時もあります。

雨の時は傘をさしているので、本当に黙々と歩き続けます。下向き加減に目線をやり、水たまりにハマらないように、ハマらないようにと気をつけて歩き続けます。

通院日には診療が終わった後、手巻きタバコのお店まで歩いて買いに行きます。距離にして約1駅です。この時も家から駅に行く過程と同じです。そして帰路、駅から家までも全く同じように歩いて帰ります。

 

運転免許証の更新はできるのか?

今回はアスペ子の運転免許の更新があったので、帰路の途中、警察署に立ち寄りました。この警察署で更新を行えばすぐに新しい免許証がもらえるので、いつも利用しています。

前回の5年前は一人で来ました。問題なく新しい免許証をもらって帰りました。今回は、精神的にとても苦痛でした。

主人が「大丈夫か?」と聞いてくれたのですが、前回もやったことだし、講習を受けないと新しい免許証がもらえないので、アスペ子は大丈夫と答え、講習の部屋に入りました。

そして講習の部屋に入った途端、アスペ子は頭がグルグルしてしまいました。約30人程が入れる小さな部屋の中に、全く知らない人がたくさんいて、椅子と椅子の間隔も狭く、アスペ子はパニック寸前までいってしまいました。

「主人が待ってくれているんだから」「ビデオを見ていればいいんだから」と自分に言い聞かせて、人ではなく、違うところに気を向けるようにしました。

30分ほどの講習が無事終わり、主人の待っているところに行ったアスペ子は、もう精魂尽き果てた状態でした。

アスペ子の状態が悪くなってから約1年9ヶ月ぶりの人の輪の中は、アスペ子にとって地獄でした。アスペルガー症候群の症状が全部一気に出てしまった感覚でした。

アスペ子は自分で思っている以上に一人では何もできないのだなと痛感したのと同時に、なんとかしたいけど、どうしたらいいの?という焦りも出た出来事でした。

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通院記録

Posted by アスペ子