アスペルガー症候群の二次障害と薬

11月の受診日から薬の処方が変わったアスペ子ですが、今の所、これといった悪影響はなく、かえって体が楽になってきているように思います。

ただ単にデパケンR錠200mg(脳に作用・興奮を鎮める・憂鬱な気分を改善)が1錠増えたからと言ってしまえばそれまでなのですが、今回、薬の処方が変わったことはアスペ子にとって良い方向に行ったかなと思っています。

 

アスペ子の二次障害の状況は・・・

そう思えたのは、主人の飲んでいる薬がきっかけでした。

主人はアスペ子と一緒に心療内科を受診している他に、皮膚科も受診しています。もう何年になるか、3回目の引越しをした頃からだったと思うので、8年以上、受診しています。何の病気かというとそれは蕁麻疹

出る時の症状は、仕事などで極度の緊張感が持続した後や、汗をかいた後、寝不足の後などに、皮膚の柔らかい場所(脇の下、腹回り、内太もも、膝裏など)に丸い発疹が出ます。とても痒いらしく、塗り薬と飲み薬を処方してもらっています。

アスペ子が今の薬に落ち着いた時と同様、主人の蕁麻疹の飲み薬も、何度も変えて一番合ったものになるまで、相当な時間がかかりました。毎朝、朝食後に1錠飲むだけなのですが、最初は時々蕁麻疹が出ていましたが、今ではほとんど出ることはありませんでした。

そんなこともあってか、主人は前回の受診の時に皮膚科の先生に「ここのところ、全く蕁麻疹が出ていないので、減薬ということもできるのですか?」と聞いたようで、先生曰く「では1日おきに飲むようにしてみましょう。ただし、万が一、また蕁麻疹が出るようになったら困りますので、いつも通りの錠数を出しておきますね」と言ったそうです。

アスペ子はとても驚きました。今まで蕁麻疹で苦しんでいた主人が減薬するんだと思ったアスペ子は主人に「よかった!飲み続けた甲斐があったね〜」と喜んだら、主人はとても冷静に「まだわからないよ。試しにどうかなと思っただけだしね」と答えました。確かにまだ試していないのだから、何とも言えません。

翌朝の朝食後、主人は蕁麻疹の薬を飲みませんでした。アスペ子はその時は「飲まないんだね」と言ったきりで、主人が蕁麻疹の薬を飲まなかったことをすっかり忘れていました。夜、お風呂に入っている時、主人が「やっぱり出たよ、蕁麻疹が」と言いました。

見ると、腹回りを始め、いつも出る場所にしっかりと蕁麻疹が出ていました。アスペ子は「たった1日飲まないだけで出ちゃうんだね、痒い?」と聞いたら、痒いけど体を洗えば少しは楽になるかもしれないと言っていました。

さすがに、いつもは長湯の我が家ですが、この日ばかりは手短にあがりました。幸い、塗り薬を塗るほどひどくなかったので良かったのですが、その晩は夜中にポリポリモゾモゾしていた主人でした。

翌朝からはまたいつも通り、毎日、蕁麻疹の薬を飲んでいる主人です。飲むと蕁麻疹がピタッと出なくなるのですから、本当に薬というのはすごいなぁと思いました。主人とも、こんなに小さい粒なのに効くんだねと感心しまくりでした。

主人の飲んでいる蕁麻疹の薬を例にしましたが、アスペルガー症候群の二次障害で処方されている薬というのは、飲む意味があっての薬です。必ず処方されたように飲むことが原則です。

アスペ子の受診している心療内科の先生は「自分で調整できるものは調整して飲んでね」と言います。(例えば、アスペ子の場合、便秘がひどい時に飲むアローゼン顆粒(大腸刺激性下剤)は、便が自然に出ているのに飲んでは意味がありません。

ただし、デパケンR錠(脳に作用・興奮を鎮める・憂鬱な気分を改善)、セニラン錠(抗不安薬・不安や恐怖・強迫を和らげる)、レクサプロ錠(憂鬱な気分や不安な気分を改善)、サインバルタカプセル(憂鬱な気分や不安薬な気持ちを改善)に関して言えば、自分の判断で突然飲まなくなることは、非常に危険=離脱症状が伴います。原則、減薬後の服薬中止が必要になります)

離脱症状とは、薬をしばらく継続して使用していくと、身体に薬があることが当たり前になってきます。その状態で薬の量を減らしたり、服用を中止したりすると、身体にいろいろな不調が出てくることがあり、それを離脱症状と言います。

薬を減らしてから1~3日ほどで認められることが多く、めまい・頭痛・吐き気・だるさ・しびれ・耳鳴り・イライラ・不安・不眠・ソワソワ感・シャンビリ感などの症状がみられます。

なぜ離脱症状が起きるかというと、薬を飲み始めてすぐの頃は、体内から薬の成分が消えても効果がなくなるだけですが、長いあいだ薬を飲み続けると体は薬が入ってくることを前提に体調を整えるようになります。

その状態で急に減薬や断薬してしまうと、体の調子がくるってしまいます。これが不快な症状となってあらわれるのです。

離脱症状がみられるのは、そのほとんどが急に薬を自己判断でやめてしまった場合です。抗うつ薬は状態がおちついてきても、しばらくは続けていく必要があります。必ず「薬をやめたい」という気持ちを主治医に伝えてください。その上で計画的に減薬していくことが最善の方法です。

特にアスペ子の飲んでいる「サインバルタカプセル(憂鬱な気分や不安薬な気持ちを改善)」は離脱症状が起きやすいようです。逆に例えば、「レクサプロ錠(憂鬱な気分や不安な気分を改善)」は離脱症状が出にくいそうですが、アスペ子は最高量の20mgを飲んでいるので、減薬、断薬のタイミングを間違えたり、自己判断で服薬を中止した場合は離脱症状が出てしまうそうです。

今現在のアスペ子の気持ちとしては、処方されている薬はまだ飲み続けていきたいです。二次障害は以前に比べればだいぶ良くなってきてはいますが、いつも不安が背中に張り付いています。こういう感覚を「薬から抜け出せない」というのでしょうか?

あとはアスペ子自身の心の問題なのだとはわかっています。

が、しかし・・・まだ一歩も足が前に進んでいかない状態です。薬を飲まなくなったら、また元の、以前のアスペ子に戻ってしまうかもしれない・・・その心の内を先生に話せば、無理に減薬をすることはないと思います。不安感があるのに減薬を進めることはないでしょう。

焦って治すものでもないこともわかっているのですが、まだまだ未熟者(小心者・チキンな心)だなと反省しきりのアスペ子です。

スポンサーリンク

通院記録

Posted by アスペ子