ストレス社会でのアスペルガー症候群

時として、アスペルガー症候群は「わがまま病」と言われてしまうことがあります。

家から一歩外に出ればストレスばかりの社会。もしかしたら家の中でもストレスがあるかもしれません。

生きている限り、ストレスからは逃れられません。

 

ストレス耐性が欲しい・・・

アスペ子はストレスにものすごく弱いです。

特に社会人になった頃にはそのピークに達していて、アスペ子がサブになって企画した行事の翌日には、必ず熱が出て会社を休んでいました。

緊張とストレスとが入り混じった環境で、失敗の許されないことをやるのは、アスペ子にとって地面にのめり込むほど重いものでした。「それが仕事というものだ」と悟ることもできず、熱を出し布団をかぶって寝ていました。

アスペルガー症候群だとわからなかった結婚当初も同じでした。

この頃はよく風邪をひいていました。市販の総合風邪薬と解熱剤を併用して薬疹が出てからは、漢方の葛根湯が我が家の常備薬です。

運動クラブで鍛えた体なのですから、そうそう風邪もひかないはずなのですが、結婚、新居、主人の実家、アスペ子の両親など、アスペ子に降りかかるストレスは大きくなるばかりで、何かあると風邪をひいて主人に迷惑をかけていました。

社会人の時も結婚当初も、端から見れば「わがまま病」です。自分自身、そう思ってました。弱いなぁと。

「ストレスのない社会なんてないよ」

主人が言いました。

確かにその通りです。一般的な社会人の人は、電車やバスや車で通勤し、ギュウギュウの混雑の中、会社へ行き働いています。働く前に大きなストレスがあるのにもかかわらず、毎日、働いています。

アスペ子はそういった働き方をしていないので、現実的に受け止めることは困難ですが、以前、用事があって一度だけ朝の通勤電車に一人で乗ったことがありました。

朝のJR中央線です。激混みでした。押されて嫌な顔をする人もいれば、平然とした顔をしている人もいれば、ここが毎朝の自分の指定場所なんだと動かない人もいれば、と様々な会社員の人が詰まっていました。

アスペ子はパニック寸前で「早く、早く、早く」と、そればかり考えていました。なんでこんなに精神的にキツイのに、皆んな電車に揺られているんだろう?嫌じゃないのかな?辛くないのかな?そう思っていました。この時のアスペ子は疑問しかありませんでした。

 

ストレスに打ち勝つ、ストレスと思わない

このことを主人に話したところ、主人はこう言いました。

「皆、ストレスを感じていても、生きるためには働く、働かなければ生きていけない、そう思えるから毎日、通勤できるんじゃない?」

そうだったのか、がアスペ子の素直な感想でした。生きるため・・・アスペ子は考えたことは皆無です。

例えて言うなら、流されるように生きてきたアスペ子です。それは今もあまり変わっていません。なるべくストレスを回避して生きていこう、そうすればなんとかなると思ってきました。

そして周りの人々は、そういうアスペ子から離れて行きました。何を言ってもダメな奴と思った人もいました。一応、話してみたけどやっぱりなと思われた時が一番辛かったです。

でも、アスペ子には回避するしか方法がなかったのです。それはどうしようもないことなのです。ストレスを感じたら、もうパニックになるのは目に見えています。家に帰って主人に当たり散らすのも目に見えています。

だから、なるべく仕事で人と接する時には、ストレスから回避しようとしていただけなのです。

今は発達障害やアスペルガー症候群という言葉が世間で聞かれるようになりましたが、都会ならまだしも、アスペ子が働いていた田舎ではまだまだ根性根性ど根性の世界です。

一日でも早く、このような障害が世間に広まって、周りの人が理解してくれるようになれば、と思います。そうすればアスペ子のように辛い思いをするアスペルガー症候群の人も減っていくと思います。

 

見た目ではわからないからこそ・・・

見た目ではわからない「わががまま病」と言われてしまうアスペルガー症候群だからこそ、周りの理解がとても大切なのですが、なかなかうまくはいかないのが現状の世の中です。

そう考えるとアスペ子は主人が面倒を見てくれて、理解を示してくれて本当にありがたいと思います。

中程度のアスペルガー症候群とわかってから、アスペ子の中では「本当に中程度なの?」という疑問がありましたが、主人がフォローしてくれていたからこそ、そう思えたのであって、主人がいなかったらきっとブログを書くことさえ、食事の用意をすることさえできなかったでしょう。

もちろん、自分自身のことさえも。それはどういうことかというと、自宅では生活ができないレベルだということ=入院生活です。

アスペ子の場合、ストレスを乗り越えられなくても、かわすことができれば平穏になれる気がします。

例えば家の中で何もすることがなくてイライラやうつ状態が始まりそうな予感がしてきたら、一旦、ボーッとしてからインターネットの無料ゲームをします。今のお気に入りはソリティアなのですが、それを永遠にやっています。

飽きてきたり、食事の準備の時間になったら止めます。もちろん時間制限のあるゲームではありません。そうすることによって頭が休まるというか、ストレスから解放されたような気がしています。

日中、外に出たら人通りや車通りの少ない道を歩いたり、すれ違う人や車を見ずに周りの景色を見たり、鼻歌や心の中で歌を歌ったりするだけで、少しは自分の世界は作れます。

周囲の理解だけに頼らず、自分でも工夫してストレス社会から離れて生きていくことも少しは可能なのではないかなと思うアスペ子です。

でも本当はそれではいけないんですけどね・・・

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日記帳

Posted by アスペ子