アスペルガー症候群と我が家のルール

アスペルガー症候群の特徴として、不意な予定変更などによるパニックがありますが、アスペ子も前々回、前回と書いたように、相当なパニックとうつ状態と、そしてその後遺症に苦しんでいます。

そうならないようにと我が家なりのルールのようなものが、その都度、少しずつ生まれました。

 

ルール=体の状態を知る

まず朝起きた時の自分の状態を感じます。頭、体、気分、気持ちなど、何か変化がないかチェックするようにします。

その後、掃除、洗濯などを済まし、主人が起きてきたら、その日のアスペ子の朝の状態を話します。そうすると、主人はその日の朝のアスペ子の状態が把握できて、接しやすくなります。アスペ子も状態によっては仮眠をとったりします。

日中は、変化があった時に主人に話します。

最近は、主人の方が疲労が溜まって仮眠する日が多いので、アスペ子は一人で自分を見つめるという日々です。

夕方前には頓服(セニラン錠)を飲むので、比較的平常でいられます。

でも何もすることがないとすぐにボ〜ッとしてしまうので、早めに夕食の準備にかかります。こういう時にキャベツがあると大助かりで、30分くらいずっとキャベツの千切りをしています。(最近はキャベツが高いので、大根に変更しています)

このような一日を過ごすことによって、少しずつ我が家のルールのようなものができてきました。

「アスペ子は自分の状態を知る、主人は報告を受ける」

たったこれだけですが、これまでに至るまで紆余曲折でした。

意思の疎通ができないアスペ子は、何かあると一人でパニッックになったりうつ状態になったり、主人は何が何だかわからず頭が痛くなり、悪循環でした。

あまり家の中でルールを作ると息苦しくなるとは思いますが、主人もアスペ子もお互いに「わけがわからない」という状況からは少しは脱したのではないかと思います。

 

処方薬も手助けのうち

今はアスペ子は二次障害の薬をたくさん飲んでいるので、多少は薬のおかげで自分で自制ができているようで、このルールができるのかなと思います。

もし、二次障害の薬を飲んでいなければルールがあってもきっとうまくいきません。心療内科の先生がアスペ子を診断して、減薬していったり、診察は半年くらいに一度であとは月に一度、薬をもらいに来なさいと言ってくれるようになれば、ルールなど必要なくなるのでしょう。(でも今の薬の量を見ると、減薬はいつになるのか気が遠くなります)

アスペ子の減薬の前に、まずは主人がカサンドラ症候群から抜け出し、減薬し、通院をしなくても良くならなくてはいけません。その時は、アスペ子は一人で通院するようになります。

そうなる日が一日も早く来るように、でも特にアスペ子には焦りは禁物なので、慌てずに、先生を信頼して、我が家のルールも守って、日々過ごしていこうと思います。

余談で、なおかつアスペルガー症候群とルールとはちょっと違うのですが、我が家ではもう一つ実践していることがあって、ご飯を食べる前に必ず手を合わせて「いただきます」、ご飯のあとにも手を合わせて「ごちそうさまでした」を言っています。

このような家庭はたくさんあると思うので変わったことではないのでしょうが、我が家の場合、「いただきます」「ごちそうさまでした」を言う前に心の中で「御命」と言っています。

以前、お金が底をつき、でもなんとか食べられるものが食卓に並んで、二人で「良かったね」とありがたくご飯を食べる時があったのですが、その時以来、この習慣は変わりません。

今でも粗食になってしまう時がありますが、初心忘るべからずです。ご飯を美味しく食べられるということは、本当に素晴らしいことだとアスペ子はいつも思っています。

日記帳

Posted by アスペ子