アスペルガー症候群のアスペ子の一人歩き

主人がインターネットオークションに出品して、落札された荷物を二人で郵便局に持って行きました。大きな荷物だったので、エンヤコラでしたが二人で歩くので楽しかったです。

帰宅後もう一件、入金があり、主人は「明日でいいよ」と言ったのですが、アスペ子は「一人で行ってくる」とアスペルガー症候群と診断されてから初めての一人外出をしました。

 

一人歩きはやればできるさ!

郵便局までは距離にして1km弱、時間にして片道約10分弱の道のりです。大通りを避けて歩き、横断歩道を渡って、郵便局に行きます。天候は雨。荷物が濡れないようにビニール袋に入れて、傘をさして出発しました。

出かけ間際に主人が「慌てないでね」と言ってくれた言葉が嬉しくて、ちょっと気持ちが高ぶりました。

歩いている最中は「いつも主人と歩いている道、大丈夫大丈夫」と思っていましたが、反面、「早く着かないかな」という気持ちもありました。後ろから追われている感覚があったからです。

そして無事に郵便局に着きました。主人と来た時は人が大勢いて、アスペ子はちょっとパニックを起こしそうでしたが、一人で行ったこの時はお客さんが誰もいず、慌てることなく、間違えることなく荷物を出すことができました。

でも、郵便局の人に「お願いします」というところを「すいません」と言ってしまったのは自分でも気づかない緊張があったからだと思います。

帰路はまた同じルートを歩きました。

すれ違う人もいなく、雨は降っていましたが、アスペ子は一人でできたという気持ちが前面に出てしまい、自分でもわかるくらいの早い歩調で歩いていました。

やっぱり歩く速さというのは自閉症スペクトラムの中のアスペルガー症候群では、表面に出やすいのでしょうか。嬉しくてどんどん歩いていました。

帰宅後、主人が「早かったね〜」とビックリしていました。あえて、早く歩いてしまったとは言いませんでしたが、察しの良い主人のことですから言わずもがなだったと思います。

 

やらず嫌いは良くない

一人で歩くことはアスペルガー症候群と診断される前にもありました。心療内科に通い始めて半年後くらいです。

その時は気分がモヤモヤするので、我が家の近くの川沿いの散歩道を歩いて気分転換をしようと思ったのですが、歩く範囲をここからここまでと決めていたのにもかかわらず、長い距離を歩いてしまいました。もちろん早歩きです。

この時は気分転換どころではなく、かえって疲れてしまい、逆効果になってしまいました。

アスペ子は感情に左右されやすいので、アスペ子の歩くスピードが主人のアスペ子に対する目安になっている時もあります。ONかOFFしかないので、今日は感情が高ぶっているな、今日は体調が悪そうだ、というように見ていると思います。

アスペ子の疲労がピークに達した時には、歩くのをやめてしまいます。足が前に出なくなってしまい、頭の中が真っ白になってしまうからです。そういう時はアスペ子が歩けるまで主人は待っていてくれます。頭が下がる思いです。

 

前に進む努力を惜しまない

今回は一人で郵便局まで歩いて行ってくるでしたが、次はスーパーで予算内で食材を買うことにチャレンジです。

このハードルはアスペ子にとってものすごく高いハードルです。予算、物の値段、メニューなどを考えて買い物を一人でするのですから、今考えても頭がクラクラします。

特に「3割引」などとシールが貼ってあったら泣きたくなります。合計金額を置いておいて、3割引を計算して足して・・・某テレビ局でやっていた「でっきるかな?でっきるかな?」の歌がグルグル回ってます。

郵便局に一人で行くことも、買い物もそうですが、以前は一人で普通にやっていました。いつからこんなダメダメになってしまったのか、自己嫌悪になってしまいます。

多分、きっかけは相当なパニックになった昨年の梅雨の時期だと思います。まだ心療内科に通っていず、主人が役所に何度も足を運んでいた頃です。あの時からアスペ子は「本来の」アスペルガー症候群になったのでしょう。

でも、なるべく悲観的には考えず、以前はできたのだから今だってやればできるんだと、少しずつクリアしていけばいいんだと思っています。

障害を持っているのですから、すぐに何でもかんでもできるわけがないです。

自分の出来る範囲から少しずつ少しずつ。

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日記帳

Posted by アスペ子