アスペルガー症候群とアスペ子の趣味

アスペ子は幼少時代から「趣味」というものが全くありません。

生い立ちにも書きましたが、小学生の頃から運動クラブに通っていたので、例えば、人形集めとか、可愛い文房具集めとか、その他に興味を向ける時間がなかったのでしょう。

もしかしたら、嫌いだった運動クラブが一種の趣味のようなものとして位置づけられていたのかもしれません。

 

アスペ子に趣味がもてるのか?

結婚当初、主人がよく言ったのは「趣味を持ちなさい」ということです。

主人はアスペ子には趣味がないからイライラしたり、うつ状態になったり、矛先が主人にいったりしていたと思っていたのでしょうか。

アスペ子の主人は多趣味です。結婚前は釣りに始まり、ラジコンや車、これといったものになんでも興味を示して楽しんでいたそうです。アスペ子は自分の趣味ってなんだろう?と考え込んでしまいます。

アスペルガー症候群の場合、趣味の範囲が広く浅くではなく、非常に狭く、そして深いことが言えるそうです。一つのことを深く掘り下げることが特徴とも言われますが、アスペ子にはその一つがないのです。

例えば読書にしても、一気に何冊も読んだりしますが、題名、著者、内容はすぐに忘れてしまうし、ある程度までいくと読むことに興味をなくします。

釣りも主人に連れて行ってもらったことが何度もありましたが、夜中に出発したり、日が暮れてもやっていたりということが多かったので、アスペ子にとっては計画性のないアバウトな部分がストレスになっていました。釣り仲間ともコミュニケーションが取れなかったのもストレスでした。

そう考えて脳みそを動かしてみると、洗濯と掃除は趣味かもしれません。誰にも邪魔されず、アスペ子のやりたいようにできることだからです。主人は掃除や洗濯には干渉しないので、なおさら楽しくできます。

いつだったか、誰だったかもう覚えていませんが、小学校か中学校の時に「アスペ子は専業主婦が向いているね」と言われたことがありました。

その時のアスペ子は「アスペ子が専業主婦?」と、とても意外に感じたことを覚えています。

その頃は(心にもないことでしたが)学校の先生になりたいとか、運動クラブのコーチになりたいとか言っていたので、その子に言われた言葉がずっと心にありました。

結局、その子が言った通り、今アスペ子は専業主婦です。そして趣味だろうと思うことは、掃除、洗濯、片付け。何もないよりはまだ良いのかなと思っています。

他に何かないかなとだんだん脳みそが痛くなってきた頭で考えてみると、やっぱり主人と共通の趣味として釣りが趣味だと思います。それもある魚限定の釣りです。

今は以前にも書きましたが、車がないので釣りに行けませんが、車が手に入ったら、まずは釣りに行こうと主人と話しています。

アスペ子にとって釣りは一種のボ〜ッとタイムです。

大まかに言うと、道具を用意する、餌をつける、投げる、魚が釣れるのを待つ、そして海を見て何も考えないで思考が止まる。

ストレスがなくなり、イライラもなくなり、うつ状態もなくなり、海とアスペ子だけしかいない空間ができるのです。魚が釣れれば嬉しいですが、釣れなくてもそういう時間がアスペ子にとってはとても良い時間です。リハビリにもなるのかなと思ったりしています。

 

何か一つのものを見つける努力

趣味までいかなくても、障害があっても、何か一つを見つける努力をするということはとても大切だとアスペ子は思います。

食べることと寝ることだけで一生を終えるのではなく、苦しいけどなんでもいいから何か一つを見つけてみると、二次障害も軽減されるでしょうし、障害を前向きに捉えることができるのだと思います。

焦らず慌てず時間をかけてで良いのです。

きっと、誰しもに何か一つがあると思います。

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Posted by アスペ子