禁煙解除の後と広汎性発達障害

前回の禁煙解除の話から、約1ヶ月半が過ぎました。相変わらず、ナチュラルアメリカンスピリットを吸っているアスペ子です。

1日平均の吸う本数は約3本。なんだかそれじゃあ吸わなくてもいいのでは?という感じですが、精神安定剤というか、気分転換と主人とのコミュニケーションがうまく取れているので、アスペ子は大満足しています。

気になる価格の問題も、主人が会計をしてくれるので、アスペ子は心配せずにいられます。

480円は高いですが、気分転換ができる、主人とのコミュニケーションの場にもなる、美味い、長く吸える、経済的となると決して高くはないなと思っています。

特にアスペ子は、広汎性発達障害(アスペルガー症候群)の特徴の中でも「こだわり」が強いので、「これ!」と思ったら、もう「これ」しかなくなります。

以前は、パーラメント、キャビン、ケント、キャスーと吸ってきました。そして、どんどんタバコの値段が上がってきたので、手巻きタバコを巻くようになりました。

それでも、月のタバコ代は決して安くはなく、主人も大蔵大臣として頭を悩ませていたようです。

そこで「禁煙」の話が出たのですが、主人の仕事の回転が悪くなったり、アスペ子の調子が悪くなったりの、踏んだり蹴ったりだったので、手巻きタバコの市販品として売られている「ナチュラルアメリカンスピリット」を主人が選択してくれて、また吸うようになりました。

今後、何年か先に、またタバコが値上がりしたり、アスペ子宅の事情が変わったりしたら、我が家のタバコ事情も変わるとは思いますが、できればこのままの状態でいきたいなぁと思う、アスペ子です。

タバコといえば、アスペ子が思い出すのは、小学校中学年の頃のことです。

アスペ子の父親は、ヘビーまでいかないですが、結構タバコを吸う人でした。確か、セブンスターを吸っていたと思います。父親が、居間でタバコを吸い始めると、決まって母親が、父親の吸うタバコの煙を「臭い、臭い」と言っていた記憶があります。

しかし、アスペ子は「煙い」とは感じたことはありますが、嫌なニオイとは感じていませんでした。それよりも「父親はなんでタバコを吸うんだろう?」という疑問ばかり頭にありました。

アスペ子は「きっと美味しいんだろうな。どんな味なんだろう?」と思ったが最後、試さないといられなくなってしまい「何が何でも試してみたい!」ということしか頭になく、吸えるその時をいつも伺っていました。

そしてついに「その日」がやってきました。

早朝、まだ、家族はみんな寝ていました。アスペ子はムクリと起きると、何も考えずに居間に行きました。

そして、窓も開けず、周りを警戒することもせず、父親のタバコを1本出し、ライターで火をつけて一口吸いました。なんだかよくわからなかったので、もう2口くらい吸って、アスペ子はガッカリしてしまいました。「なんだ、ただの煙じゃないか・・」と思ったら、急にタバコへの興味がなくなってしまい、タバコの火を消し、そのままウナギの寝床へ行って寝ました。

今思うと、子供がタバコを吸う量はちょっとだけだと思うので、先に起きた父親が不審に思ったと思います。母親にも話したと思います。しかも、今の窓を開けずに火をつけたのですから、匂いが残っていたと思います。

でも、両親はアスペ子には何も言ってきませんでした。子供のいたずらとして受け止めたのか、それとも兄がやったのかと勘違いしたのか、今となっては定かではありません。

でも今、改めて考えて、思い出してみると、あの時のアスペ子は「タバコ」にこだわりを持ち、執着していたのにもかかわらず、結果をアスペ子自身が知った途端に、アスペ子の頭の中からは「タバコ」と言うこだわりが一切なくなったということです。

こだわりと表現するのは大げさかもしれませんが、本当に頭の中から「タバコ」の文字や意識がなくなってしまいました。そうなると、タバコはもうどうでもよくなり、過ぎ去った(アスペ子の頭の中から)、消えた存在になってしまったのです。

このような現象は、大人になるに従って顕著に表れていたと思います。

例えば、付き合う男性、仕事内容、食べ物など、アスペ子の興味というのか、こだわりというのか、飽きっぽい性格というのか・・アスペ子が「もう満足した」と思ったり「嫌だな!」と思ったりしたことは、すべてアスペ子の頭の中から消えていきます。というよりも「消してしまいたくなる」現象が起きます。

消してしまえば、アスペ子自身が楽になれると、幼少期からずっとずっと思ってきたからです。

これは、広汎性発達障害(アスペルガー症候群)の特徴かもしれないですし、アスペ子の育ってきた家庭環境の性でもあるでしょうし、アスペ子自身の性格の問題でもあると思います。

そうなると不思議なのは、今まで男性と付き合った年数が一番長いのは主人です。知り合って1年半くらいの間は一度も会ったことがなく、メールもたわいのない話で月に1回とか2回くらいでした。

そして、顔と顔を合わせてから約4ヶ月後に結婚しました。

それから結婚生活16年目に突入し、山あり谷あり谷あり・・でしたが、お互いに派手な喧嘩もせず、本気で離婚を考えたこともなく(主人はあるようですが・・)、最近、やっと「二人でいろいろやることって、夫婦って楽しいね。これから先も、もっと楽しく、楽しみを増やそう」と話しています。

アスペ子がそう思えるようになれたのは、一つには主人という存在の大きさを実感しているからであり、もう一つはアスペ子の居場所は主人と一緒の場所と思っているからだと思います。(アスペ子の実家は、アスペ子曰く「悪の巣窟」ですので、「実家に帰らせていただきます!」とは言えないし、アスペ子は実家に近寄りたくないのです)

話が180度脱線してしまいましたが、広汎性発達障害(アスペルガー症候群や自閉症)の特徴には「こだわり」がありますが、人それぞれ、いろいろな「こだわり」があると思います。

その「こだわりが」1つの人もいれば、アスペ子のように複数持っている人もいると思います。アスペ子は、できることならば、その「こだわり」が良い方向に向いてくれれば良いなと思い始めています。

例えば、アスペ子は「ハンガー」を種類ごとにきっちりと向きを揃えてぶら下げておく「こだわり」があります。これが「異様」に見えないように「整理整頓が上手ね」と思ってもらえるようになれればなぁと思います。

それには、主人がよく言う「頭の柔軟さ」が必要なのでしょう。幼少期から、常に怒ったような顔をしていたアスペ子は、頭の中も「硬く」なって育ってきました。だから余計に、広汎性発達障害(アスペルガー症候群)の特徴が出やすいのではないかと思っています。

柔らかすぎず硬すぎず・・アスペ子にはとても難しいですが、主人を見習ったり、魚たちに癒されながら、少しずつ訓練していこうと思います。

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日記帳

Posted by アスペ子