最近ハマっていること・3−1

いろいろなことに興味を示すのは良いことだと主人は言います。土日は主人の仕事が忙しいので、例のアスペ子の秘密基地でパソコンをしたりしています。

最近、ハマっているのは「無料映画」を観ることですが、作品数に限りがあり、なかなか興味深いものがありません。

しかし、副業をうまく駆使すると、1ヶ月間、会員登録やDVDレンタル料金が無料になり、しかもポイントがもらえるというものもあります。

そこで、今回、なかなか怖くて手が出せなかった、無料登録をしてDVDを借りてみました。

アスペ子が選んだレンタル業者は、1回につき2枚まで発送してくれます。1ヶ月以内に退会可能なものでした。それ以上、日数が増えると料金を取られてしまいます。

2枚・・アスペ子は、最初に借りるものを既に決めていました。「フォレスト・ガンプ」と「グリーンマイル」です。

「フォレスト・ガンプ」は日本公開が1995年。多分、アスペ子が初めて観たのは1998年のテレビ放映だと思います。

今回、なぜ「フォレスト・ガンプ」を選んだかというと、何かアスペ子に通じるものがあるような気がしたからです。

というのも、先日、主人がふと「フォレスト・ガンプで、トム・ハンクスがベンチで話し続けるのって、アスペ子に似ているよな」と言ったからです。

アスペ子は正直、10年以上前に観た映画だったので、フォレスト・ガンプが走るシーンしか思い出せませんでした。だったら、良い機会だからもう一度観てみようとレンタルしました。

「フォレスト・ガンプ」を観初めて、最初からもう忘れていました。「こんなシーンから始まっていたんだっけ・・」というのがアスペ子の感想でした。

フォレスト・ガンプはIQ75。今でいうボーダーです。障害があるように見受けられますので、調べてみると、詳しく「これ」といったものに突き当たりませんでしたが、「広汎性発達障害」なのではないかとアスペ子は思いました。

アスペ子は広汎性発達障害の中の「受動型」ですが、フォレスト・ガンプは「積極・奇異型」と「形式ばった大仰な群」を併せ持った型になるようです。

「積極・奇異型」とは、他の人に積極的に関わろうとしますが、自分本位な一方的である場合が多く、自分の好きな話を一方的に話し続けたり、同じことを何度も繰り返して話続けたりします。

「形式ばった大仰な群」とは、成人期以降に現れるタイプであり、非常に礼儀正しく、親に対してまでも堅苦しく振舞います。自分の知っている人付き合いのルールを、何としても守ろうとするこだわりがあります。また、状況に応じて対応することが困難であるという一面もあります。

映画のシーンでも、隣に座った人が変わってもきにすることなく、フォレスト・ガンプはバス停でバスを待つ間中、自分のことを話し続けます。

また、いわゆる母親や他人に対して、いわゆる「ため口」のような言葉で話すことはありません。さらに、軍隊で出会った人と仲良くなり、友人となるのですが、その人が一緒にエビ漁をやろうと話したことを、兵役後、実際に実行します。つまり「何としても守ろうとするこだわり」が出ていました。

このようなシーンを目にするたびに、アスペ子は「やはり、フォレスト・ガンプは障害のある人なんだ」と思いました。

この作品ができた当時は、1994年。原作は1985年にウィンストン・グルーム(アメリカ合衆国の小説家、ノンフィクションライター)が発表した小説だそうです。

人より知能指数は劣るが、純真な心と周囲の人々の協力を受けて数々の成功を収めていく”うすのろフォレスト”の半生をアメリカの歴史を交えながら描いたヒューマンドラマで、キャッチコピーは、劇中にセリフとしても登場する「人生はチョコレートの箱、開けてみるまで分からない」。(このセリフは『アメリカ映画の名セリフベスト100』において第40位となっている)

この頃はまだ「発達障害」に関して、あまり研究が進んでいなかったと思います。もちろん日本では、まだまだの時代です。

どういった経緯でこの作品が本になったのかはわかりませんが、アスペ子の心を捉えたのは「映画に登場する人は皆、辛く、悲しくなった時に、フォレスト・ガンプに会いに来る」ということでした。

つまり、フォレスト・ガンプの持つ「人より知能指数は劣るが、純真な心」に救いを求めた時に、人々がフォレスト・ガンプを思い出し、会いたくなるのではないでしょうか?

正直、アスペ子は「フォレスト・ガンプ」を観終わって唸ってしまいました。アスペ子の頭では消化できないというか、とても奥の深い、難しい映画だったからです。

なぜかというと、フォレスト・ガンプの心が読めなかった・・感情移入ができなかったからです。アスペ子の頭の中では常に「なんで?どうして?」のような感覚がついてまわりました。それくらい「深く深く、何かを訴える力のある映画だった」のではないかと思いまいした。

アスペ子も「広汎性発達障害(アスペルガー症候群)」ですが、「型」によってこれほどまでに違うんだなと教えられました。

フォレスト・ガンプが「広汎性発達障害」の自閉症かアスペルガー症候群かはわかりませんが、アスペ子は、自閉症寄りに近いのではないかと思いました。(現代社会での判定ではどうなのでしょうか?興味深い部分です)

本当は「フォレスト・ガンプ」を何度も何度も観返して、アスペ子なりに「もっと深いところまで何かを感じたい」のですが、レンタルなのでそれもできません。

しかし、そのくらいアスペ子にとって、のめり込む作品であったということはハッキリとわかりました。

人として、障害者として、どう生きていくべきか。どう行動するべきか・・そんな「何か重要なこと」を教えてくれる、ヒントをくれる素晴らしい作品だと思いました。

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日記帳

Posted by アスペ子