アスペ子だけの心地良い場所

最近、生活が少しずつ、ゆっくりと円滑に回っているのを肌で実感しているアスペ子です。

一つ屋根の下、アパートの2DKの中で、主人とアスペ子と魚たちが暮らすには十分な広さです。ここに引っ越す前のマンションは、空間が有り余っていて、なんとなく落ち着きがありませんでした。

大げさに言えば、1日24時間、365日、主人とアスペ子と魚たちは常に生活を共にしています。共用部分としてリビングがありますが、この部屋は主人の仕事部屋でもありますので、自然とアスペ子の居場所はキッチンのテーブルになります。そこでパソコンをしたり、ボケ〜っとしたりしています。

魚たちはアパートの床の関係で部屋の隅にまんべんなく設置しています。

しかし、アスペ子のいる場所はあくまで「キッチンのテーブルでの作業」になってしまいます。アスペ子も時には水槽の音や一人になる空間が欲しくなる時があります。

そこで「パソコンができて、なおかつ昼寝もできて、ボケ〜っとできて、静かな場所・・」と考えて、思いついたのが「寝室」でした。

ベッドの上では、いくらノートパソコンでもうまく操作ができないし、なんとなく落ち着かなかったので、以前から持っていたシュラフを使い潜り込んで、パソコンは使っていなかったキャスター付きの園芸台の上に置きました。

肝心のアスペ子の寝転がる位置ですが、ベッドが部屋の真ん中あたりにあり部屋を3/5くらいを占めているので、本棚とベッドの間をアスペ子の秘密基地にしました。(ちょうどアスペ子が寝転がるとちょっと余裕があってスッポリハマるのです)

この秘密基地を作った経緯は、1日の中で午後の時間が暇だったとか、アスペルガー症候群の二次障害の頭痛がひどくて寝たいとか、いろいろな理由がありました。

しかし、今では、ある程度の仕事(ポイントを貯めたりアンケートをしたり)が終わり、昼食が終わってしばらくしたら、そそくさとアスペ子は秘密基地に行き、アスペ子の時間を楽しんでいます。

最初は、持っていたDVDを全て観ました。次に無料動画配信のサイトで、海外ドラマや海外映画、海外のドキュメンタリー映像を観ました。しかしやはり「無料」だと観られるものに限りがあるので、無料アニメ動画サイトで、アスペ子に合ったアニメを観たりしています。

途中、無料ゲームのソリティアをやったり、夕食の準備の時間まで仮眠をとることもありますが、基本的にはアスペ子の時間を大切にしています。

この時間がアスペ子にとって意味のあることなのか、良いことなのか、成長につながるのかはわかりませんが、少なくとも主人の仕事の邪魔はしていないですし、アスペ子もストレスがかからない状態ですので、秘密基地作戦は良いことではないかなと思っています。

が、しかし・・問題は真夏です。

我が家には部屋を賃貸した時にリビングにエアコンが1台付いていました。その他に我が家が以前から使っていた年代物のエアコン1台を持ってきて寝室につけてあります。

真夏は基本的にリビングのエアコン1台を稼働させて、その他に扇風機を2台使用しています。というのも、魚たちを飼っているので、水温上昇を防ぐためなのですが、寝室は寝る前にしか稼働させません。

となると・・アスペ子の秘密基地も真夏は窓を開けて使用するか、あえて秘密基地は使用せずキッチンで過ごすかのどちらかになります。仕方がないので、キッチンの床にでも寝転がろうかなと考えているアスペ子です。

話はちょっと脱線して、シュラフのことになりますが、我が家にはアウトドアで使用するものがたくさんあります。

主人は小さい頃から、アスペ子は結婚当初から釣りを楽しんでいました。1年365日、時間が空けばよく海に行って、砂浜や岸壁から竿を振っていました。狙う魚はその時々違うのですが、主にマコガレイやシロギスを釣っていました。

マコガレイは晩秋から初冬、春先(花見ガレイ)、シロギスは一年中釣れますが旬は7〜9月あたりによく釣れます。

釣りがメインで行くわけですが「腹が減っては戦はできぬ」我が家は、最初の頃はコンビニなどでおにぎりなどの食料を買い込んで釣りに行っていましたが、だんだん「お金がかかるね」ということで、結婚前に主人が買った「簡易コンロ」を使用して冷凍の鍋焼きうどんや冷凍のラーメンを冬場によく食べていました

夏場は、釣り仲間と恒例のバーベキュー大会をやっていたので、これも年季の入った主人が前々から持っていたバーベキューセットで、肉や野菜、焼きそばなどを焼いて楽しんでいました。

さらに野外の気持ちよさに魅入られて「車中泊」もするようになりました。主人とアスペ子で真夜中の高速道路を走り、到着後は車の中で仮眠をとります。この時にシュラフを新調しました。朝になると日本海側の海で早速「キス釣り」です。

他に持っているものは、数え切れないくらいありますが「日本海の朝日を見ながらコーヒーを飲もう!」と買った、パーコレーターは、未だに使用されていません。

アウトドア製品はある程度のものが揃っているので、何にかあった時には道具には困りませんが、食料の備蓄がないので困った感いっぱいです。でもいつか、このアウトドア製品を使用して、また元気よく野外に出て楽しむことができるようにしようと思うアスペ子です。

自分の居場所というのはとても大切だとアスペ子は考えています。

自宅、会社、学校、社会・・いろいろな場面での自分の居場所。決して引きこもりを否定しているわけではなく、アスペ子を含め、引きこもりと言われている人は、引きこもる場所が自分の居場所なのです。存在しているという意味にもつながると思います。

人は一人になることが怖くて群れを作りたがります。アスペ子は幼少期から群れに入ることが嫌いでした。「一人で何もできない人が群れを作るんだ」と、幼心で大人気取りをしていたのでしょうが、今もこの気持ちは変わりません。

人と人が助け合うことは大切ですが、群れを作り、前を習えでいては、進歩があるはずもなく、結果、会社や学校でいじめとかが発生するのだと思います。

人それぞれの生き方があるように、人それぞれの居場所もあります。自分で見つけられる人、自分では見つけられない人(サポートしてくれる人がいると良いですが)、本能的に見つけられる人。本当に十人十色です。

アスペ子は「人って面白いなぁ」と、やっと最近思い始めました。

以前は人間嫌いの一本やりでしたが、気が狂い、うつ状態が激しくなり、アスペルガー症候群と知り、心療内科の先生や主人のサポートのおかげで、いろいろなことを考える頭や時間ができるようになりました。そしてアスペ子は「今まで人は一人でも生きていけるとずっと思っていたけれど、人は助け合ってこそ生きていけるんだなぁ」と実感しました。

それこそ「助け合い」の方法や仕方は人それぞれです。アスペ子には主人がいてくれました。見放さず、なんとか踏ん張って、より良い道を模索し、勉強し、実践し、山あり谷ありの生活でしたが、引越しした今は、今までの中で一番アスペ子にとって環境的にも、精神的にも落ち着ける場所となりました。

そして何と言ってもアスペ子自身で見つけた「秘密基地」の存在は、なくてはならない場所にもなっています。だからと言って、今までのようにこの「秘密基地」が突然使用できなくなったとしても、アスペ子はパニックにはならないでしょう。「仕方ないな、他を探そう」と思うだけです。

なぜならば、本当に少しずつではありますが、アスペ子にとってとても厄介な「こだわり」の部分を減らしていこうと心に決めたからです。この気持ちが持続し、普通になるように、これからも「明るい我が家」「楽しい我が家」で生きていこうと思っているアスペ子です。

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日記帳

Posted by アスペ子