新年度になってASなりに思うこと

4月。新年度が始まりました。

桜の花もどんどん開花し、野の花も色とりどりで、すっかり春めいてきました。アスペルガー症候群のアスペ子は、新年度になろうが、4月になろうが、アスペルガー症候群には変わりがありません。

しかし、主人と共に頑張ることがあります。

それは「4月から新たな気持ちで生活し、自分たちの目標に向かって歩んでいこう。最初は波が激しいかもしれないけれど、きっと緩やかな登り龍のごとく、二人で一歩一歩進んでいけるよ」ということです。

目標は元旦に立てるものではありますが、ちょうど新年度だったので、主人と今年に入ってからの3ヶ月間のことをいろいろ話し合いました。良い時もあり、悪い時もあり、でも身になることがたくさんあり、本当に中身の濃い3ヶ月間でした。

そして4月になって新年度を迎え、我が家もこのまま埋もれているのではなく、龍の滝登り、鯉の滝登りのごとく、邁進していこうと話し合いました。

簡単に言うと、主人は今の仕事を充実させていくこと、アスペ子は何事にも気にしないことです。

とてもシンプルですがこの目標はとても深く、そして波あり谷ありです。でも今までと違うことは、生活に笑顔があふれ、波と谷が少しずつ右肩上がりになるということです。主人もアスペ子も、この家のことだけを考え、魚たちと共に家庭を築き上げていこうと思っています。

アスペ子はすぐにネガティブになる癖がありましたが、それはこの家全体をネガティブにしてしまいます。アスペ子がポジティブになることによって、良いことだらけになるとわかりました。

例えば、月末などは食事がシンプルになりがちですが、それでも「美味しいね!」と笑顔で食べることによって、幸せな気持ちになります。何か大きな失敗をしても「厄落とし、厄落とし」とポジティブに考えることによって、結果、気持ちがスカッとします。

今までは良いことではないとネガティブになっていたアスペ子だったので、家の中がドヨ〜ンとした空気になっていました。せっかく良い波に乗りかけていたのに、泥舟に乗ったような状態に陥っていました。

しかし今は違います。たとえ手漕ぎボートであろうと、一生懸命、漕いで行けばなんとか前に進んでいくことができ、そして波に乗り、風に乗り、ストレスのない心地よさを感じることができると知りました。

それを教えてくれたのは主人です。まだまだ生活の安定期には入っていませんが、お互いに好きで結婚し、お互いに好きで魚たちを飼い、大家族になったのですから、アスペコだけがワガママでいて良いはずがありません。アスペルガー症候群とうまく付き合うことによって、ポジティブも生まれるんだということです。

このブログのサブタイトル「この障害といかに付き合い、そしてどう向かい合っていくかを書き綴る主婦のブログ」にも書かれていますが、アスペルガー症候群とうまく付き合うことはとても大切だと思います。「障害者だから、障害者だから」と言っているうちはまだまだ未熟です。障害のせいにしていると言っても過言ではないでしょう。

だからと言って、アスペ子が障害のせいにしていなかったわけではありません。過去にはアスペルガー症候群を憎み、生まれてこなければよかったと思い、うつ状態のどん底まで行きました。

うつ状態のどん底に行ったからわかったことなのかもしれませんが「アスペルガー症候群は現在では一生治らない」とやっとアスペ子自身がわかったのです。そうしたら、次に出てきたことが、いつも主人が言っている言葉「アスペルガー症候群とうまく付き合っていく」ということでした。

アスペ子はまだまだアスペルガー症候群として生きていくには半人前以下かもしれませんが、なんとなく思ったことがあります。

それは、人間は何事も「底」を経験しないとわからないことがあるのかもしれないなということです。平々凡々と生きていく人もいれば、働いても働いても困窮の人もいれば、特に努力をしなくとも悠々自適な生活をしている人もいれば・・いろいろな人間が世の中にはいます。その中で、本当の「底」を経験した人はどのくらいいるのでしょうか?

胸に手を当てて考えてみると、アスペルガー症候群のアスペ子には一度だけあります。その他にも底の一歩手前はたくさんありましたが、いつも主人に助けてもらっていました。だからアスペ子は、いつも主人に対して感謝の気持ちを忘れずにいます。

新年度ということは節目ですが、それにとらわれすぎずに、主人や魚たちと共に、変わらず前を見て進んでいこうと思うアスペ子です。

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日記帳

Posted by アスペ子