これからは自分たちのことだけを考えて

この3月はいろいろな変化が多い時期です。まだ中旬だというのに、主人の実家の方が良い動きをし始めました。まだ完璧ではありませんが、良い方向に向き始めたということは本当に嬉しい限りです。

次は主人の番。主人はアスペ子と結婚して以来、共に生活をしていく中でカサンドラ症候群になってしまいました。

アスペ子と一緒に心療内科を受診し、うつ状態や無気力感、不眠などの治療をアスペ子と同じ期間続けています。心療内科の先生はいつも言います。「アスペ子さんが良くなれば、ご主人も良くなるよ」確かにその通りなのかなと思います。

アスペ子は、気持ちというか、感情がモロに顔に出てしまいます。例えば、それは主人の仕事が壁にぶつかった時に起こったりします。

以前、主人の仕事がうまくいかなかった時に、アスペ子が沈んだ顔をしたり態度に出したりすると、主人は無理やり明るく明るくとその場を取り繕ってくれました。

そうなると、アスペ子はますます気持ちの波が下降していく感覚になり、アスペ子自身は「気持ちが上がれ!上がれ!」と頭や心で思うのですが、その気持ちとは裏腹に気持ちの波がどんどん下降していっていました。これは、うつ状態の始まりです。

主人はそんなアスペ子を見てガッカリ?します。肩に重しを乗せたように、ズドンと沈んでしまいます。二人して、うつ状態になってしまうのですから、家の中の空気も、重く、暗く、闇のようになってしまいます。

もうこうなると、会話もなく、食事もただ食べ物を胃の中に入れるだけで味覚も鈍感になり、アスペ子は早々と寝、主人は遅くまでパソコンをし、二人して悪循環の中をグルグルと回っていました。

心療内科に通い始めてからは、アスペ子は少しずつではありますが「外に出ることは楽しいことの一つ」と思えるようになりました。

結婚以来十数年間、主人と二人だけで出かけたくても(全くとは言いませんが)出かけることがなかったので、通院で二人で電車に乗ったり、歩いたり、たまに外食で昼食をとったりすることで、アスペ子は「主人と出かけることができて嬉しい」と心底思いました。

本当に嘘偽りなく、嬉しくて嬉しくて仕方がありませんでした。治療に通っているのにもかかわらず、通院は月に一度の主人とのデートだと思うようになりました。

それからというもの、心療内科に通院することが待ち遠しくなり、アスペ子は「晴れるといいな〜寒くないといいな〜」など、ニコニコしながら指折り数えています。

主人はアスペ子の二次障害が良くなればいいと思うことの方が大きいので、特に二人で通院することに対して何も言いません。主人は主人でカサンドラ症候群の治療のために通院しているわけですし、「アスペ子の二次障害とカサンドラ症候群」の2つを考えていて頭がいっぱいのようです。

しかし、アスペ子はアスペルガー症候群の特徴が出てしまうので「自分が、自分が」と主人の気持ちが少ししかわかりません。相手の気持ちを考えることがなかなかできないのは、薬を飲んでも治りません。ですので、【主人が「アスペ子の二次障害とカサンドラ症候群」の2つを考えていて頭がいっぱいのようです。】と推測でしか言えません。

では、どうすれば主人(相手)の気持ちがわかるようになるのかなと考えてみると、「考える訓練」をすることが良いのかなと思いました。

多少、相手の気持ちを分かろうとする努力(意欲)が出てきます。しかし、やはりアスペルガー症候群ですので、突発的な出来事に対しては「考える訓練」は無効に近いです。素のアスペ子が真っ先に出てしまいます。

でもそれは仕方がないことで、主人もアスペ子も「仕方がないね」と素直に障害を認めています。

冒頭にも書きましたが、主人の実家の方の問題も、思ったよりも早く片付きつつあるので、主人もアスペ子も一安心です。でも、気を抜いて、緩い気持ちでばかりでいては、火の粉が飛んできますので、その点は要注意だねと主人とも笑って話しています。

これからは、3月中旬〜下旬を経て、4月になります。寒さも暖かさに変わり、木や草花の芽もほころぶ季節となります。アスペ子宅の本当の意味での出発の時がやってくるのだと確信しています。

アスペ子は、心療内科に通いつつ、アスペルガー症候群でもできる何かを勉強したり、生活を円満に回せるように努力していこうと思います。良いことを考えるということは、とても大事なことで、「笑う門には福来たる」に通じるものがあるとアスペ子は思っています。

一人で外出したり、買い物をしたり、留守番をしたり、まずは主人がストレスなく仕事に集中できる環境づくりを柱に、試行錯誤していこうと思っています。

主人は主人で、頭の回転がとても良い人なので、アスペ子から何も言うことはありません。主人の思ったように、仕事や遊びをしてくれれば良いなと思います。

まだまだ寒い日が続いています。アスペ子宅では、土鍋を使ってしゃぶしゃぶ擬きをしています。要は肉鍋みたいなものなのですが、この時期の寒さには、心も体もとても温まります。寒い時にはなるべく温かいものを体に入れて、お風呂も湯船に浸かって温まり、気の巡りを良くするようにしています。

気の巡りが良くなると、頭痛や冷えも解消され、ぐっすりと眠ることができますし、翌朝の目覚めもスッキリです。湯船に浸かることは本当に大事だなと思います。

さあ、これからが出発です。船出と言ったら言い過ぎですが、それに近いものを感じているアスペ子です。アスペルガー症候群のアスペ子ですが、(休憩を挟みながら)一生懸命に頑張ろうと思います。

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日記帳

Posted by アスペ子