病は気から、でも障害は治らない

3月の上旬に義妹の引越しの手伝いに行ってきました。義妹は一生懸命にやっていました。もしアスペ子だったら、ここまで一人でできただろうかと考えてしまいました。

何事も一生懸命な人の姿というのは、とても輝いていて生き生きとしています。義妹も義妹なりに一生懸命に頑張っていました。その手伝いが少しでもできたことは、アスペ子にとっても良い経験でした。

アスペ子の体調は「3月だ!暖かくなる!」と思っただけで少しずつ上向いた波になっています。特に食欲が戻りつつあり、普段、自宅で食べられないものを外食で食べると、残さず食べてしまっています。

さすがに、気が張っている時は食べきれないので主人に手伝ってもらいますが、アスペ子が「これは!」と思った美味しいものの時は無心になって、例えばラーメンなどはスープまで飲みきってしまいます。年齢を考えれば塩分の取り過ぎでしょうが、普段の自宅の食事が質素な分、外食で補給しているという感じです。

最近のブログ記事は食べ物のことばかりで反省しきりですが、食べることの好きなアスペルガー症候群のアスペ子なので、食べ物のことを書いたり話したりし始めると止まらなくなってしまいますが、良い方向に考えると、心身ともに調子が良いとも言えます。

アスペルガー症候群の二次障害のうつ状態などは、処方された薬のおかげでずいぶんと安定してきました。それと同時に、アスペ子自身から「もしかしたら疲れて、うつっぽくなるかもしれないから頓服を携帯しよう」「なんだか疲れてきたから(気持ちが波立ちそうだから)頓服を飲もう」と思えるようになりました。

心療内科に通院し始めてからしばらく・・つい最近まで、主人に言われないと頓服さえ飲めなかったアスペ子ですが、少しは自分の「体調」がわかるようになってきたのかなと思っています。

しかし、まだまだ「アスペ子自身で自分の体調管理ができる」まではいっていないので、焦らず少しずつ進んでいこうと思っています。

義妹の引越しは結構大変で、パートをしつつ、子供を見つつでの引越しなので、こんな時でないと主人や特にアスペ子は義妹に甘えてもらえないので、「なんでも言ってね、なんでも手伝うよ、水槽設置(魚を飼っています)は任せて」と言っていました。義妹も一人では到底片付けられないことを自覚していたのでしょう、とても喜んでくれました。

人の親切な言葉に素直に答える心を、義妹を通して知りました。もしアスペ子が義妹と同じ立場だったら「大丈夫、大丈夫、自分でできるから」と言って、最終的には自滅してしまいます。アスペ子は、できることとできないことの区別がつかないというか、なんでもできると思ったら何が何でもやろうとしてしまいます。逆にダメだと思ったら、全くできません。ONとOFFのアスペ子の特徴です。

頼みたいことがあったら素直に頭を下げて「〇〇日に手が空いていたら手伝って欲しいのですがお願いします」と素直に言える行動ができるようにアスペ子も頑張らなければいけないなと思いました。

引越しの手伝いが終わって2〜3日経った頃、緊張や力仕事などで疲労がドッと出てしまったアスペ子ですが、2番寝たら頭も体も爽快になりました。

多分、合間合間に飲んだ頓服のおかげでもあり、気心知れた義妹たちの手伝いだったということもあり、軽度の疲労で済んだのだと思いました。何よりも、やはり主人が一緒にいてくれたことが大きかったと思います。やはり、病は気からなのかなと思った、引越しの手伝いでした。

しかし、主人に引越しの手伝いの時のことを聞くと、一言「疲れた」でした。アスペ子に気を向けつつ、引越しの手伝いをしつつ、気の抜けない1日だったそうです。

アスペ子にしてみると、アスペルガー症候群は全く出ていないと思っていたのですが、主人曰く「そんなことないよ、会話がかみ合わないこととか、動作がかみ合わないこととかあったよ」だったそうです。

アスペ子は主人からこの言葉を聞いて「あぁ、病は気からでも、障害は治らないんだったっけ」と思いました。特にアスペルガー症候群が憎たらしいとか嫌悪した感情ではなく、改めてアスペ子はアスペルガー症候群だったんだなぁと思ったのです。

相手の意図とすることがわからない(先が読めない)ことは、今思うと手伝いの中に所々あったと気づきました。全体を客観的に見ることができないのです。

疑問に思っても、不思議に思っても、アスペ子が「知りたい!知りたい!」とならなければ、頭の中から疑問や不思議に思ったことがスルーされてしまいます。言い換えれば、どうでもよくなってしまうのです。これこそアスペルガー症候群の特徴が出ているということなのでしょう。

実は今週も、もう1回引越しの手伝いに行きます。義妹からヘルプのメールが来ました。

義妹は若干背が小さいので、高い所の作業が困難極まりないのと、甥っ子がなかなかうまくできないということだと思います。新居の出来栄えを見がてら、主人とアスペ子は水槽設置や高い所の作業をしてくる予定です。

アスペ子は主人に「なんだか3月も忙しいね」と言ったら、主人は「忙しいことは何より」と言っていました。確かに、一日中、家の中にこもっているよりも、外に出た方が頭の中に刺激が入るし、外出の練習にもなるのでラッキーと思って、また頑張って手伝ってこようと思います。

スポンサーリンク

日記帳

Posted by アスペ子