久しぶりの夫婦喧嘩

先日、久しぶりに主人と話し合いをしました。

喧嘩の匂いがプンプンしていましたが、夜も遅くなっていたのでなんとか一歩手前で終了できました。アスペ子的には、普通の家庭だったらこういうのを夫婦喧嘩というのだろうなと思いました。

我が家はアスペ子がアスペルガー症候群なので、主人の方が喧嘩になる一歩手前で押さえています。心で押さえきれなくなった時は頓服(セラニン錠)を飲んで気持ちを沈めます。

 

うつになると喧嘩がしたくなる私?

カサンドラ症候群の主人は、自己喪失(コミュニケーションがうまくいかず、わかってもらえないことから自信を失ってしまう)や不眠、疲労などがあります。

アスペルガー症候群のアスペ子と情緒的な相互関係が築けないために身体的・精神的症状が明らかに現れているので、アスペ子の心療内科の受診時に一緒に先生に診てもらっています。

今回問題になったのは、アスペ子がうつ状態になったからというのと、予定を立てたがったのとの2つが原因でした。

アスペ子にしてみると、日々の暮らしが心配になっていたり、予定していたことを実行したかったということだったのですが、結局この2つがアスペルガー症候群特有の症状として出てしまいました。

うつ状態の波はなかなか穏やかにならず、予定通りにいかないことがストレスになって、そんな状態のまま今後のことを主人と話をしたら、喧嘩になるに決まっています。

相手(主人)の気持ちをくみ取ることなくアスペ子の意見を通そうとした結果、喧嘩のようになってしまいました。答えの出ない、意思の疎通がままならない夜中の話し合いは、約2時間以上続きました。

主人曰く「健常者の俺とアスペルガー症候群のアスペ子が一緒に暮らしていることは奇跡だよ」と顔を歪ませて言いました。

カサンドラ症候群に苦しんでいる主人の本音です。

そして、そのくらいアスペルガー症候群というのは健常者にとって扱いづらい人間だということでしょう。

アスペ子は否定はしませんでした。なぜならば、アスペ子だって健常者として生まれてきたかったと思うからです。主人のように喜怒哀楽があり、楽しいことを楽しみ、やりたいことをやり、精一杯生きていきたいです。

でも、アスペルガー症候群であるいじょう、できることややることが限られてしまいます。

これはアスペ子のワガママなのでしょうか?

アスペルガー症候群に甘えているのでしょうか?

アスペ子はいつも思います。主人が一生懸命働いて、なおかつカサンドラ症候群と戦っている姿を、アスペ子はただ見ていることしかできないと。

本来のカサンドラ症候群の治療方法は、距離を置くことです。健常者が健常者に戻るまで距離を置いて暮らさないと、さらに精神的・身体的な異常が出てしまいます。現実問題、今、距離を置いて暮らすことは不可能です。

アスペ子が主人に対してできることは「なるべく主人に関与しない」ということくらいしか頭に浮かびません。主人のやりたいようにやれば、必ず、良い結果が出るはずなのです。それをわかっていても口を出してしまうのがアスペ子の悪いところです。アスペルガー症候群の「口に出さないといられない」という特徴が出てしまいます。

わかっているのにできない、わかっているのにしてしまう・・・「障害者だから仕方がないよ」辛い言葉です。

結局、アスペ子はどのように生きていけばよいのでしょうか?

それをアスペ子自身で見つけることは、とても難しいことです。根っこには、きちんと目標はあります。その目標に向かってアスペ子は、今、何をするべきなのでしょうか?

これは、ブログを書き始めてから、ずっと心に引っかかっていたことです。毎日ブログを書いて、毎日ご飯を作って、毎日掃除・洗濯をして、毎日魚達の世話をして・・・それだけで目標に近づいているのでしょうか?

アスペルガー症候群の二次障害が落ち着いてきただけに、障害に対して色々な悩みや疑問が出てきています。

もっと何か、もっと何かと焦っていることは確かです。アスペ子だけが取り残されないように、主人と一緒に進んでいかなければと、主人についていかなければと、切羽詰まったというか、追い立てられているというか、そんな気持ちになる時があります。

障害者だからこそ、もっともっともっと!・・・でも、やっぱり答えが見つからないのが現実です。

よく、自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)の人は「生きづらいと感じる」と目にしますが、アスペ子は最初、何で生きづらいのかよくわかりませんでした。それだけ自分に向き合っていなかったのでしょう。きっと他人事だったのだと思います。

今なら何となくわかります。見た目は健常者、中身は障害者。周りからは変と言われ、友達もできず、職場でも問題視され、家庭でも触らぬ神に祟りなしのように扱われ、そんな状態を生きやすいとは到底言えません。

一生懸命やっても認められない辛さ、それは会話だったり、仕事だったり、家事だったり、人それぞれアスペルガー症候群の人は一度は経験しているのではないでしょうか。

本来のアスペ子はとてもヒネクレ者です。アスペルガー症候群と二次障害とヒネクレ者が絡まり合っているのですから、容易にはほどけません。主人には、今まで本当に迷惑ばかりかけてきたと思っています。新婚旅行に行った時に離婚した方がいいかもしれないと主人が思った直感は、まさに正解だったのです。

それでも15年近く夫婦として一緒に生活してきたのですから、アスペ子は感謝の気持ちを忘れず、なるべく主人に関与せず、付かず離れずでこれからも生活していきたいです。

たまの喧嘩は、夫婦ということや、健常者・障害者ということの再確認の場なのかなと感じたアスペ子でした。

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日記帳

Posted by アスペ子