アスペ子に足りなかったこと

先日、夕食後に主人から懇懇と叱られました。アスペ子には根本的なもの、土台がないということを言われました。

それは、上に引越しをしてきた人が来たことがきっかけでした。

このブログにも何回も上の人が登場していますが、心療内科でも、主人の前でも話していたアスペ子でした。

アスペ子的には上の人の存在が、もう自分が見えなくなるくらい気になって気になってしょうがない状況でした。

それが生活の中にも出始めていたところの、主人のお叱りでした。

 

根本がわかっていないアスペ子だった・・・

周りを気にする行為は今に始まったことではありません。

結婚前から周りをキョロキョロ見ながら歩いていました。結婚後にあまりにもアスペ子がキョロキョロしたり、人の家の庭を見て「きれいな花だね〜」とか言っている姿を見た主人が「人の家を覗いたらいけないよ」と注意してくれました。

その時はそうだよなと思ったアスペ子ですが、キョロキョロ見ることがアスペルガー症候群のこだわりと相まって、習慣になっていたので、声に出さなければいいかなと、ひねくれた考えを持ったアスペ子は、それからも声には出さずにキョロキョロといろいろなものを見て歩いていました。

ある日、主人と歩いて買い物に出かけた時、周りに気をとらわれていたアスペ子は電柱に激突し、タンコブを作ってしまいました。主人は「前を向いて歩いていないからだよ」と笑っていましたが、アスペ子は天誅だと思いました。

そして先日の夕食後、主人から「上の人が気になるというのは人の家を除くということ。卑怯だよ」と言われました。

また「アスペ子も自分の家を詮索されたり見られたりしたらどうだ?」と聞かれ、アスペ子は「嫌だ」と答えました。

主人は「そうだろ?人様には人様の生活があって、うちの生活じゃない。一番大切なものをアスペ子はわかっていない」とも言われました。

一番大切なもの・・・アスペ子はすぐには即答できませんでした。なんだろう、我が家に一番大切なもの・・・見かねた主人がこう言いました。

「土台だよ。我が家は我が家の安定した生活を目指しているんじゃないか。人様のことを気にしている場合じゃないんだ。我が家の安定した生活を掴むために二人で頑張っているんじゃないか。それをアスペ子はわかっていないんだよ」

アスペ子は頭がハッとしました。

そうだった、そうだったんだよな。今ここに住んでいるのも、主人がいろいろやってくれているのも、そして時々粗食になったりするのも、安定した生活をしようという思いがあるから我慢するところは我慢できるんだよな。

アスペ子は何もわかっていなかった。忘れていた。何が一番大切なのか、周囲をキョロキョロしすぎていたアスペ子だったんだ。と猛省しました。最近、体調がすぐれなかったのも、うつ状態が続いていたのも、見失ったものがあったからなんだと気がつきました。

なぜならば、ここに引っ越してきた時からの生活にアスペ子自信がドップリと浸かってしまっていたからです。

主人の働きでなんとか生活でき、静かな環境で過ごせ、食べるものにも苦労はあまりなく、主人と二人でいる生活が当たり前になっていました。

10月から我が家の生活スタイルが変わり、なおかつ上に入居者が入り、それまでの習慣が乱れたことにアスペ子自信がすぐに対応できなかったのです。多分、上に入居者がいなくても、外で主人が働き始めただけで多少なりとも混乱していたアスペ子でしょう。

それがアスペルガー症候群の特徴でもあるわけですが、広汎性発達障害だからと言って、ぬるま湯にどっぷり浸かっていてはいけないと教えられたのだと思います。

障害を持っていようがいまいが、努力する気持ちは持っていなければいけないし、努力はしないといけないと思いました。

特に我が家の場合は「安定した生活をする」ために今を頑張っているのですから、アスペルガー症候群のアスペ子は人一倍努力しないといけません。

最後に主人が「慌てなくていいから」と言ってくれました。嬉しい気持ちでいっぱいでした。そして、10月はやり遂げてみよう、それから先はその時に考えようとも思いました。

「努力」

「土台を忘れない」

アスペ子に足りなかったことを主人が教えてくれました。そう思うと色々気になっていたことが嘘のように気にならなくなってきます。単純というか、素直というか、それがアスペルガー症候群の特徴にも入るのでしょうか。

今やるべきことをきちんとやる。アスペ子に足りなかったことをきちんとやる。明日からではなく今からやる。だんだんと勇気が湧いてくるアスペ子です。

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日記帳

Posted by アスペ子