アスペルガー症候群と触覚異常

アスペルガー症候群の特徴として、触覚異常があります。

例えば、肌や髪の毛に触れられると恐れや苦痛を覚える、特定の衣類を身につけると恐れや苦痛を覚えるということです。アスペ子は衣類に関してはありますが、肌や髪の毛に対しては触られるのは嫌ではありません。

逆に、髪の毛は触られると心地良い気持ちになります。なんでなのか考えてみると・・・やっぱり良くわかりません。

 

触覚異常というよりも無頓着?

アスペ子は髪の毛を切る時は、小さい頃は理容院、社会人の時は美容院、結婚後にまた理容院。そして現在は美容院に通っています。

どのお店に行っても気持ちが良くなります。

特に理容院だと顔剃りや襟足を剃ってくれるのですが、それがまたとても気持ちが良く感じます。なんとも言えないザワザワとした、鳥肌が立つような感覚が好きなのです。もしかしたらこの感覚が好きだというのは、アスペルガー症候群のこだわりなのかもしれません。

アスペ子は容姿に対してとても無頓着です。

さすがに社会人の時には化粧をしていましたが、結婚後は一度くらいしか化粧をしていません。顔に何かついている感覚が大嫌いなのです。

眉毛も自分で気になった時に剃るくらいで、いつもバラバラです。髪の毛も一時はボブとかいろいろやりましたが、3ヶ月に1回くらい美容院に通うと費用がバカにならないので、今はなるべく短めに切って通う期間を延ばしています。

幸い、今通っている美容院の店員さんはカットがとても上手で、多少髪の毛が伸びても形が整って見えるのでとても助かっています。

主人もそういうことには無頓着で「今日、顔剃りを自分でしたんだよ」と言わないと気づきません。夫婦揃って無頓着で良かったと思っています。(ちなみに主人の髪の毛は、以前は理髪店で切っていましたが、今はアスペ子がバリカンで切っています。経費節約!)

髪の毛を切りに行くタイミングといえば、アスペ子の場合、気分転換に行くというのが一番多かったです。

社会人の時に会社で嫌なことがあったりすると「えーい、髪の毛を切ってスッキリするぞ!」と美容院に行っていました。髪の毛を切ることによってストレスの発散をしていたのです。

社会人の時に行っていた美容院は都会的な店だったので、髪の毛に色をつけたり、セットに工夫をしたりして楽しんでいました。

それでアスペルガー症候群の「解離」(ファンタジーへの没頭)をしていた可能性があります。そのくらい社会人の時には自分でも気がつかないストレスがたくさんあったのでしょう。2ヶ月に1度は切りに行っていたと思います。

来週、ちょっと早めですが髪の毛を切りに行こうと考えています。

ケチくさいですが、髪の毛の量が多いアスペ子は、髪の毛がある日突然増えてきて、使うシャプーの量が多量になるのです。いつもは2〜3プッシュのところを4プッシュしないと洗えないほど髪の毛の量が多くなります。洗っている途中に手が疲れて休むくらいの量になってしまうのですから、本当に髪の毛の量が多いのでしょう。

あとは生活スタイルの変わった10月だから、思い切って気分転換に切ることにしようと思いました。新しい生活にサッパリとしたいなと気持ちが前向きになっています。

 

美容院はコミュニケーションの場

このように、髪の毛に対して触られることに嫌悪感を抱かないアスペ子は、触覚異常が出なくてよかったなと思うのですが、このブログを書きながら思い出したことがあります。

理容院や美容院のプロの人や、主人なら髪の毛を触られても大丈夫なのですが、大分前、小学生くらいの時に友人に櫛で髪をとかしてもらったことがありました。その時は、とてもとても嫌でした。

その子のことは嫌いではなかったのですが、髪をとかしてもらうという行為が気持ち悪かったのです。同じザワザワでもこの時のザワザワ感は嫌悪感でした。

「もうやめて!」と叫びたくなる気持ちでいっぱいでした。そう考えると、やっぱりアスペ子にも触覚異常が多少はあったのでした。アスペ子はやっぱりアスペルガー症候群なんだな・・・ちょっとため息が出てしまいます。

来週の美容院は主人が外で仕事の日に予定していて、一緒に昼食を食べて、片付けをして、それから行こうと思っています。

一人で美容院に行けるのは前々からで、なんで行けるのかというと、髪の毛を切るのが好きだということと、いつも切ってくれる店員さんのカット技術が上手だといことと、その店員さんとは何故か切っている最中に世間話ができるということがあるからです。

時々会話が噛み合わない時もありますが、アスペ子が主人以外で話ができる人はその店員さんくらいなので、髪の毛を切る時間を大切にしているアスペ子です。
店員さんにしてみればお客さんに対してのリップサービスかもしれませんが、アスペ子にとっては会話=コミュニケーションを学ぶ良い機会なのです。

近くに親友がいないアスペ子は、主人以外ほとんど会話をしません。美容院の定員さんとは、近くに出来た新しいスーパーの話や、髪の毛の話や、歳が近いせいかいろいろな話ができます。アスペ子にとって感謝の限りです。

 

人それぞれなんだなぁ・・・

アスペルガー症候群の触覚異常は、人それぞれだと思います。

アスペ子はある特定の人なら許せるという特徴です。全くダメな人もいれば、全く問題のない人もいるでしょう。

そう考えると、「特徴」と一言で言っても、全部当てはまるからアスペルガー症候群、全部ではないからアスペルガー症候群ではないと一概に言えないということです。よく診断、判定は難しいとネットなどで目にしますが、本当にその通りだなと思いました。

だから臨床心理士の方や外来医師の判断で判定されるのでしょうが、それでも時間をかけなければ本当の、真の診断というのはできないのではないかなと、特に小さい子供に関しては判定に時間がかかるのでしょう。

アスペ子の場合は、かかりつけの診療内科に1年以上通い、そこの先生が書いてくれた診断書がとてもわかりやすかったおかげで、すぐに広汎性発達障害の中の中程度のアスペルガー症候群&多少のADHDと判断できたのだと思います。

アスペルガー症候群にはいろいろな特徴がありますが、めげずに今は、来週の美容院に行くことを楽しみに笑顔で過ごしていこうと思うアスペ子です。

広汎性発達障害とは

Posted by アスペ子