アスペルガー症候群と摂食障害

アスペルガー症候群の二次障害の中に摂食障害がありますが、アスペ子も例に漏れず摂食障害です。

以前にも書きましたが、結婚当初は過食症、それ以降、特に1年3ヶ月前から拒食症になりました。

かかりつけの心療内科に通い始めた頃「食べられない」と涙ながらに先生に話したところ、栄養補助ドリンクを処方してくれました。約3ヶ月飲んでも体重は変わりませんでしたが、食欲はだんだんと出るようになりました。

現在は、粗食のままできていたため、胃が小さくなったのか食べることはできても量がとれなくて、低体重のままです。

今回は摂食障害について調べたことをまとめてみようと思います。

 

摂食障害とはどんなもの?

摂食障害は主に、神経性食欲不振症(拒食症)神経性過食症の2つがあります。

拒食症

身体像の障害、強い痩せ願望や肥満恐怖などのため不食や摂食制限、あるいは過食しては嘔吐するため著しい痩せと、いろいろな身体・精神症状を生じる一つの症候群です。

  • 痩せ願望→強い
  • 肥満恐怖→あり
  • 身体像の障害→伴う
  • 病識→病識が乏しい

 

過食症

自制困難な摂食の欲求を生じて、短時間に大量の食物を強迫的に摂取しては、その後嘔吐や下剤の乱用、翌日の摂食制限、不食などにより体重増加を防ぎ、摂食障害ほど体重が減少せず正常範囲内で変動し、過食後に無気力感、抑うつ気分、自己卑下をともなう一つの症候群です。

  • 痩せ願望→必ずしも強くない
  • 肥満恐怖→あり
  • 身体像の障害→伴う
  • 病識→病識を有する

 

精神症状

やせ願望と肥満恐怖

やせ願望が強く、体重が標準体重以下であってもより低体重を望み、体重が少し増加すると肥満するのではないかと恐れる肥満恐怖を示します。患者に希望体重を尋ねれば、低体重であってもさらなる低体重や標準体重以下の体重を望みます。

身体像の障害

低体重で痩せていても、自分ではそれほど痩せていると思っていません。多いのは大腿部、腹部、頬などが太っている、膨れていると感じています。

病識の欠如

自ら痩身を望むため痩せている状態を病気と認識していません。しかし種々の身体合併症を生じて体力の低下が意識されると病感を有するようになりますが、真の病識は形成されていません。

その他の精神症状

低栄養や体重減少により2次的に抑うつ症状を生じます。体重増加や肥満に対する不安や恐怖が強く、食事時になると不安、緊張が高まります。さらに食物やカロリ-などへの強いとらわれ、徹底した摂食制限などの拒食症の中核症状以外にも整理整頓などの強迫症状が出てしまいます。

 

拒食症かなと思ったら

まずは体重を測定してみましょう。

BMI(体格指数)=体重kg÷(身長m×身長m)

BMI=Aとします。体重kg÷A×100=現在の体重は標準体重の何%かわかります。標準体重の80%以下は痩せすぎです。このくらいの体重が何ヶ月も続いていたら、拒食症の症状の一つの可能性があります。健康な痩せの場合、標準体重の80%以下になることはまずありません。

 

過食症の症状

  • 体重は標準体重に近く、肥満でも痩せでもない。
  • 家族のいない時や真夜中など人のいない時に、短時間のうちに大量に食べることをやめられない。
  • 特にストレスを感じると過食したくなる。
  • 食べている時は何も考えずにいられて幸せだが、食べた後、猛烈な自己嫌悪におちいる。
  • 食べ過ぎて太ることが心配になり、のどに指を入れて吐く、下剤や利尿剤を使って無理に排泄しようとする。

アスペ子は摂食障害の中でも拒食症に入るようです。運動クラブの時から太っていると言われ続け、食べたいものが食べられずにいたので、辞めた後は過食症になりました。

今はアスペルガー症候群の二次障害として摂食障害の中の拒食症が出ています。もう1年以上も標準体重の80%を切っています。

もっと食べたいのに食べられないという気持ちはとても悲しいものがあります。美味しいご飯をたくさん食べて幸せな気分になりたいのに、それができないアスペ子の体。心と体のバランスが乱れているという実感。痩せて嬉しいのに食べられなくて悲しい。アスペ子特有の言い方です。

摂食障害もまた、アスペルガー症候群の二次障害の治療と同じように、時間をかけてじっくりと向き合っていくことが大切なんだなと痛感したアスペ子です。

余談ですが、年齢と共に食事の量が減ってきたということもあるかなと思います。新婚当初の10数年前はステーキ食べ放題で約1kg弱は食べていたアスペ子ですが、今は肉より魚が好きになりました。歳をとったんだなぁと思う今日この頃です。

スポンサーリンク

広汎性発達障害とは

Posted by アスペ子