大人の発達障害の専門病院・2

大人の発達障害の専門病院は、全国的に見ても数が少ないです。

自分で調べられる範囲で検索しても、なかなか見つかりません。大人の発達障害の専門病院・1でも書きましたが、ある知り合いの方は自分で専門病院を探し、初診予約をとるのに電話をかけ続けること約3時間。もうダメだと諦めかけた時に繋がり、なんと予約がとれたと聞きました。

アスペ子が大人の発達障害の専門病院に通うことに心療内科の先生がOKを出したのが今年の4月でした。

早速、先生に診断書を書いてもらい、先生がピックアップしてくれた専門病院に予約の電話を入れることにしました。

 

専門病院の予約電話は想像以上に混み合っている

アスペ子が専門病院に行くことでネックになったことが2つありました。

まず1つは、その専門病院が都内の病院だったので、もし予約時間が10時だったら、いくら主人が一緒に行くとしても満員の通勤電車にアスペ子が乗れるか、という点でした。

満員のバスに乗る事すらまだやったことのない頃だったので、主人はとても心配していましたが、アスペ子は「主人がいる」というだけで安心感があったので「大丈夫だよ」と答えました。

その時のアスペ子は内心「主人と本当の遠出のデートだ」と嬉しい気持ちの方が優先していたのでまったく心配していませんでした。一つのことに集中することで他を忘れてしまう典型状態でした。

次に2つ目の問題点は、予約の電話が通じるかということでした。

主人は大丈夫だろと楽観的に構えていましたが、アスペ子は前述の方が3時間も電話をかけていたという話が頭にあったので、とても心配でした。

予約電話は1日限りで、予約が埋まると終了というシステムでした。予約電話をかける当日、主人は携帯と家の電話の2つを駆使し、かけまくりました。

結果・・・まったく繋がりません。

アスペ子は「そうだよな、そんなに甘くはないよな・・・」と悲観すると同時に、予約が取れなかったらどうしようと少しパニックになってしまいました。

そんな時、主人が「アスペ子の携帯からもかけてくれ」と言ってきたので、アスペ子はもう必死で願う気持ちでかけまくりました。でもかけてもかけても繋がりません。

予約電話開始時刻から約40分後、なんとアスペ子の携帯電話が繋がりました。すぐに主人に代わり、無事に予約を取ることができました。

予約日時は月末近くの午後一番でした。これなら満員電車にも乗らなくて済むし、余裕を持って家を出られるので助かります。この時ばかりは主人と二人で「良かった良かった」と大喜びでした。

 

大人の発達障害の専門病院でも診断と診察内容

だんだんと専門病院に行く日が近づいてきた頃、急にアスペ子は大人の発達障害の専門病院に行くことが嫌というか怖くなってしまいました。

不安症の一種だったのでしょうか、あんなに行きたかったのにもかかわらず、行きたくない、怖いという気持ちがどんどん膨らんできてしまいまいした。

幸い、専門病院に行く前日が心療内科の通院日だったので、先生にアスペ子の緊張が伝わったのか、先生が「映画でも観に行くと思って気軽にいってらっしゃい」と言ってくれました。その言葉で少し気持ちが楽になり、先生に感謝したアスペ子でした。

専門病院は都内なので家から病院までは2時間かかりました。

受付を済ませ、待合室で待っていると、臨床検査技師の方に呼ばれ、主人と共に個室に入りました。そこで今までの経緯や、行動、状態など色々聞かれ、簡単な質問票を書きました。時間は1時間15分くらいでした。

その後、また待合室で待っていると、今度は外来担当医師から呼ばれました。

診察が始まると医師は最初に「診断結果を聞きたくないという人もいます。アスペ子さんは聞きたいということで来られたのでお話ししますね。それと、心療内科の先生が書いてくれた診断書がとてもわかりやすかったので診断しやすかったです。お礼を言っておいてくださいね」と言われました。

アスペ子は「結果を知りたくないという人もいるんだ。そういう人は対処方法とかを相談するのかな・・・人それぞれなんだな。心療内科の先生もちゃんとアスペ子のことをわかってくれていたんだ。感謝です」と思いました。

診断結果は今まで書いてきたように自閉症スペクトラムの中の、中程度のアスペルガー症候群+ほんのちょっとの注意欠陥多動障害でした。アスペルガー症候群はチェック表がオールチェックでした。百点満点です。

聞いた時とその後はスッキリした気持ちはなく、なんだかモヤモヤした気持ちでしたが、月日が経ち、受診した日から4ヶ月経った今は、なんだかスッキリしているアスペ子です。

きっと、少しずつ、少しずつ自覚が出てきているからでしょう。そして、自分自身で障害のことを掘り下げて調べて、考えてきたからでしょう。

「あぁそっか、アスペルガー症候群なんだ」

で終わっていたら、今のアスペ子はいなかったと思います。自分のことなのだから、人よりも自分がもっと自分のことを知らなければいけないと感じたのです。

そうすれば、パニックやうつ状態も軽減する方法も見つけやすくなるし、何よりも、アスペ子自身が楽に生活=生きていけます。

そして、主人もアスペ子同様にストレスや心配事が軽減されます。良いことづくしだと前向きに考えているアスペ子です。

 

何があっても諦めたらいけない!

大人の発達障害を診てくれる専門病院は数が少なく、諦めて引きこもりがちになったり、気持ちが弱くなったりする時があると思います。アスペ子もそうでした。

でも、健常者であろうが、障害者であろうが、諦めたらいけないとアスペ子は思います。

諦めずに生きてこそ皆人間なんですよね?

アスペ子は人として、人間として生きていきたいと思っています。

まずは苦しかったら診察を受ける一歩。

その一歩ができたら、また次の一歩。

そうしたら、ゆっくりでも自然と前に歩いていくことができるのです。

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発達障害の治療

Posted by アスペ子