アスペルガー症候群と環境変化とアスペ子・2

2階に引っ越してきた家族の子供が、小さい女の子と書きましたが、どうも様子が違うようです。もっと小さい子供が二人くらいいそうな感じでした。小さい子供が二人か三人。

アスペ子は正直、それを知った瞬間、頭が止まってしまいました。そして今、泣きそうな気持ちでいっぱいです。

アスペルガー症候群と二次障害の両方が来たようで、後ろから頭を殴られた感覚になってしまいました。

今日は主人がいるのでまだこれくらいで済みますが、一人の時、本当に大丈夫なのか自信がなくなってきてしまいました。

 

お互い様が通用するのか?

ある程度の覚悟はしていました。足音や水の音、アスペルガー症候群のアスペ子には気になる事はたくさんあります。

お互い様という言葉があるように、我が家も何かしらの迷惑を上の人にかけていることがあると思います。だから子供が何人いようと、駆け回る音が四六時中していようと、それがアパート暮らしなのですから仕方がありません。今はジッと我慢の時なのだと痛感しました。試されているのだなと。

救いなのは、以前、山奥の運動クラブで働いている時に、子供嫌いが少なくなったということです。「子供ってそんなものだよ」と思えるアスペ子になれたことです。

運動クラブでは約100人弱の子供達がいましたが、最年少は3歳、一番年上で中学1年生。様々な子供達がいました。山奥なので四方八方からやってきて、学校も違えば、育ちも違えば、もちろん性格や話し言葉も違う子たちばかりでした。その中でアスペ子は3年弱働いてきました。

最初は戸惑いや苦痛ばかりでしたが、だんだんと「子供は素直=ピュアなだけであって、決して大人のような裏はないんだ」ということを知りました。

そこからアスペ子は変わりました。受付等の雑用は嫌でしたが、練習(指導)は大好きになりました。

ある時、ギャーギャー泣く女の子がいました。それまでのアスペ子だったら「はぁ・・・だから子供は・・・」となっていましたが、その時は「怖いから泣いているんだろうな」と冷静な判断ができました。

案の定、怖くない場所に座らせて、順番が来たら抱っこしながら慣らし、最終的にはその練習時間の終わりに、その子は笑顔になって、そして笑顔のまま帰って行きました。アスペ子はもう感無量でした。

 

お互い様は過去の経験値を生かそう

そんな経験が今回の上の人の引っ越しに役立つかな、とアスペ子は考えています。感じています。

泣きそうな気持ちになるのは二次障害が出そうになっているだけで、心のどこかでは「小さい子供なんだから」と「今まで狭い部屋で暮らしていて走り回れて嬉しいんだろうな」と、勝手に良い方向に考えています。

そう考えると、泣きそうな気持ちもなくなり、笑う門にはなんとやらな気持ちになります。多分、上の人が徐々に徐々に引っ越ししているからでもあり、また、主人が週二日の外での仕事を始めてくれたおかげでもあり、アスペ子は感謝しきりです。

主人は上の人のことを特に何も気にしていないようです。多分、性格上そういう人なのと、アスペ子と結婚する前は両親と妹と妹の子供二人(まだ幼稚園くらい)との6人暮らしの大家族?でした。幼稚園くらいの子は狭い家の中でも走り回るし、兄弟喧嘩もするし、結婚してから遊びに行った時など、それはそれは賑やかな家庭でした。

アスペ子は静かにしないと怒られる環境で育ってきたので、主人の実家のことが、賑やかな家庭というものと捉えられず騒音にしか感じませんでしたが、今思うと、あの賑やかさは明るい家庭というものだったんだなと、アスペ子はそれを経験できたんだなと気持ちが変わりました。

だから今回の上の人の引っ越しに関して、主人が特に何も言わないのは、アスペ子が感じたような環境で暮らしていたからなのかもしれないと思いました。

 

なんとかなるさ!

突発的なことに弱いアスペ子に降りかかってきた上の人の引っ越しですが、まさか上の人に「アスペ子は広汎性発達障害の自閉症スペクトラムの中の中程度のアスペルガー症候群なので、生活にはくれぐれも注意してください」などと言えるはずもなく、ある意味、アスペ子にとって世の中とアスペ子の違いを感じる良い機会なのかもしれません。

健常者はこういう家庭でこういう暮らしをするのかと、家庭を覗く訳ではなく、足音や水の音、階段を上る音など、わかる範囲で健常者とアスペ子の違いがわかるかもしれません。

それがアスペ子にとって良いことなのか悪いことなのかはわかりませんが、少なくとも、子供のいないアスペ子にとっては、子供のいる暮らしというのがどんなものなのかが、多少はわかるのは良い機会だと思います。

だから、きっと、一人で留守番の時でもそうでない時でも、アスペ子は大丈夫です。子供のいる暮らしを味わう楽しみと思えば、エンヤコラドッコイショ!

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障害に対する悩み

Posted by アスペ子