アスペルガー症候群と性差・2

前回の「アスペルガー症候群と性差・1」では、性差、悩み、心身の症状を書きました。

今回は紹介した本に書かれていた「対応策」を紹介します。

アスペルガー症候群の女性ができる対応策

まずは前回紹介した本です。


女性のアスペルガー症候群 (健康ライブラリーイラスト版)

この本の中に「生活面での対応策」というものが書かれていたので抜粋します。

 

人間関係

男性的な人付き合いに変えてみる

雑談がうまくなくても良いと考える

家族にトラブルを解決してもらう

ペットを飼うとリラックスできる人もいる

ここでは、人間関係での悩みを減らす方法が書かれています。

話す相手を減らす、趣味の合う相手を選ぶ、聞く姿勢を身につける、家族に観察してもらう、ペットでなくともぬいぐるみなどを使用して語りかけてリラックスする、ということです。

 

生活習慣

ファッションには家族の意見を求める

ムダ毛のケアなどをマニュアルで覚える

人に合わせるためにタイマーを活用する

ここでは、生活習慣での悩みを減らす方法が書かれています。

年齢相応の身支度か観察してもらう、本などを活用してマニュアル化する、時間の感覚が持ちにくい時はタイマー(時計や携帯など)を使用して視覚的に理解する、ということです。

 

体調不良

通院し、薬も使って生活リズムを直す

一人になって休める時間を作る

ここでは、体調不良での悩みを減らす方法が書かれています。

生活改善のために薬を使用して不眠などをなくす、休憩時間などを決めて心と体を休める、ということです。

 

感覚面

感じ方の違いは周りにわかってもらう

ここでは、感覚面での悩みを減らす方法が書かれています。

感覚過敏や鈍麻は生活改善では解消することが難しいので、自分の特性をよく理解し、それを周囲に伝え、理解を得る、ということです。

 

性の問題

家族全員で性被害の危険性を学ぶ

仲良くなることとセックスを分けて考える

映画を恋愛のケーススタディとして使う

ここでは、性の問題での悩みを減らす方法が書かれています。

性の問題は避けては通れないものなので、家族が主体となって性の危険性を学ぶ、セックスの意味をよく理解する、男性との付き合い方を具体的に学ぶために恋愛映画などを参考にして家族や友達に解説してもらう、ということです。

 

体の成長

着替えや入浴に一定のルールを設ける

月経について親やきょうだいと話す

プライベートトークの時間を作る

ここでは、体の成長での悩みを減らす方法が書かれています。

マナーは一定の決まりがあるようで意外と抽象的なものなのでルールを作る、月経の始まる前から月経の仕組みを学び準備する、プライベートトークができるように公私の違いを家族や友達にはっきりと聞いて学ぶ、ということです。

 

まとめのようなもの

2回にわたり、アスペルガー症候群と性差について書きましたが・・・

う〜ん、なかなか実践するのは難しいですね。

一人でどうにかしようと思ってもできないという現実を突き付けられました。

家族や友達が支えになってくれれば良いのでしょうが、アスペルガー症候群の女性の全ての人に、家族や友達がいるとは限らず、やはり苦しむ人の方が多いと思います。

そんな時は、アスペルガー症候群の女性の手記も参考になることが多く書かれているので読んでみると良いかもしれません。

成功例や失敗例から学ぶことは多くあります。

 

私の場合は、主人が私のアスペルガー症候群とその二次障害に、真摯に向き合ってくれました。

しかし(いずれブログに書きますが)主人にも限界がありました。

その時の助け舟は、心療内科の先生と処方薬と主人の妹でした。

また今回紹介した本も参考になりました。

 

アスペルガー症候群の女性の方、その家族の方、定型の方などに、アスペルガー症候群の女性が女性ならではの悩みがあるということを理解したり、参考になったりできればと思い紹介しました。


女性のアスペルガー症候群 (健康ライブラリーイラスト版)

 

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