アスペ子の「うつ状態」にならない方法

以前にも書きましたが、結婚前から、アスペ子は『天気予報』がとても気になっていました。毎朝、天気予報を必ずチェックし、天気予報で「雨でしょう」と言っていると、もう気持ちも頭もドヨ〜ンと沈んでしまい、能面を付けたような顔になってしまっていました。

この傾向はつい最近まであり、アスペ子が沈んだ顔をしていたり、落ち込んでいたり、元気がなかったり、頭が痛いなぁと言ったりすると、主人は必ず「天気のせいじゃないのか?」とか「低気圧が来ているからな」とか「雨だからじゃないのか?」と、いつも言ってくれていました。

この「天気予報に関するこだわり」は、アスペ子自身も「変だな?おかしいな?」と感じてはいました。しかし、木になるのだから仕方がないと、あまり深く考えてきませんでした。

今思うと、広汎性発達障害(アスペルガー症候群)の特徴が出ていただけなので、理由もわかり「それだったら仕方がないか・・」と流せるようにはなってきました。

梅雨は雨が降る、夏は暑い、冬は寒い。当たり前のことを当たり前として受け止められないアスペ子だっただけでした。

そう頭ではわかっていても、気持ちというのか、自然と顔に出たり、仕草に出たりすることが多々あります。

例えば、憂鬱な顔、肩を落とす、残念な顔・・などです。もうこれは染みついた癖のようなものなのかなと、アスペ子は半ば諦めていました。なんでもっとアクティブになれないのだろうか?・・と。

そこで、アスペ子は「アスペ子がアクティブになれない時の『うつ状態の体勢』を取っているか」を気にしてみることにしました。

そこで気づいたのは、「アスペ子がアクティブになれない時の『うつ状態の体勢』の時に必ず「顔が下に向いている」ということでした。(その時の目線も下を向いており、猫背のような感じになっていました)

アスペ子は「あぁ、そうだったのか!」と、世紀の大発見でもしたような気持ちになりました。例えて言うならば、先生に叱られてうな垂れている生徒という感じです。

つまり、アスペ子が何かしらのことで落ち込んだり、へこんだりした時にうつむいてしまうことを止めて、顔を前に向け、窓の外の景色を見るだけで、気持ちが沈まないのではないかと考えました。

そこで、これを機に、下を向きかけた時に前を向くようにしたところ・・アスペ子には効果抜群でした!

天気予報で雨でも、予定が変更になっても、顔を下(足元)ではなく前(前方)に向けるだけで、今まで気になっていたこと(こだわり)が、気にならなくなったり、アクティブにまでは程遠いですが「よし!」「その時はその時!」のような気持ちが生まれてくるようになりました。

言葉ではアクティブ、ネガティブはわかっていても、アスペ子はアクティブが実際には全くできていませんでした。いつも前向きにと言われても、心の中や頭の中の深い深い部分にまで届かなかったのが現状でした。

言い換えれば「アスペ子には理解する能力が皆無」なのです。だからこそ、広汎性発達障害(アスペルガー症候群)なのですが・・

アスペ子宅では、主人とアスペ子はよく冗談で「アスペ子って、本当に頭が悪いよね〜」と言ったりします。信頼関係とか夫婦だから、家の中だから言える言葉なのですが、アスペ子自身から言う方が圧倒的に多いです。

そう考えると、アスペ子はよく大学まで出て、社会人になって働いて、結婚までできたなぁと、自分でも不思議です。

学校の勉強も、神童と言われるような成績ではなく標準でしたし、強いて言うならば、運動クラブでの成績が良かったので、両親が敷いたレールに乗って大学まで行けたのでしょう。そうでなければ、高校卒業が精一杯でした。

頭が悪いという点では、最近は歳のせいもあるかもしれませんが、計算が早くできなくなってきました。

例えば、2〜9の数字を使って、空欄を埋める問題で、引き算がよくできなくなってきました。

○×△+□=12 だったら、2×3+6=12

とできるのですが

○×△ー□=12

こうなると、イコールの後の数字によって間違えることがあります。

単純に老化現象かもしれませんし、普段の生活で頭を使っていないからかもしれませんし、あとは、中学・高校の時の数学の「割合」とか「確率」などが非常に苦手だったのも影響しているのかもしれません。

今でもスーパーで「半額」ならわかりますが、「3割引き」になると、アスペ子の頭の中は真っ白になってしまします。ですので、主人に計算を頼むか、一人で買い物するときは多めに見積もって買い物をします。

アスペ子には「下を向きかけた時に前を向くようにする」という方法がとても効果がありました。

だからと言って、皆に皆、会っているかというとそうではないと思いますし、それこそ十人十色です。自分に合った「解決方法」を見つけるのも、また気分転換になって良いのではないでしょうか?

アスペ子が「下を向きかけた時に前を向くようにする」という方法を思いついたのは、一つは、いつも下を向いているなと実感したからです。

もう一つは、アスペ子は「緑」が好きなので、キッチンのテーブルでパソコンをしていると、ちょうど真ん前に南の窓があり、その向こうには向かいのお宅の立派な松や木々がよく見えるのです。その緑を見ていると、何だか次に進もうかな〜という気になるのです。(この辺りは住宅街ではありますが、一戸建ての家は、何かしらの花や木を植えて育てており、アスペ子にとってはとても楽しいところです)

気付きそうで気付かなかった方法ですが、アスペ子にはとても効果があり、今ではもう自然とできるようになりました.。忘れてしまいそうな時も「あ、顔をあげよう」と思えるようにもなりました。

一歩ずつ、一歩ずつです。

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障害に対する悩み

Posted by アスペ子