広汎性発達障害はたくさん出かけることに耐えられるか?

7月になりました。今月は、いろいろな所へ出かける用事がたくさんありそうです。

もう何年も会っていない主人の義妹の子(姪っ子)に会ったり、心療内科に行ったり、婦人科に行ったり・・まだまだ何か予定が入りそうな予感がしているアスペ子です。

主人が同行してくれるので、安心はしていますが、アスペ子は心と頭がちょっと混乱しているかもしれません。

アスペ子の毎日の行動範囲は、家の中です。朝起きて、掃除、洗濯、インターネット、仮眠、食事の用意、風呂、就寝。といった基本的なことが毎日毎日、続いています。

電話が鳴っても、郵便物が来ても、宅配便が来ても、すべて主人が処理してくれています。(今でこそ、自分の携帯電話を取ることができるようにはなりましたが、約2年前は全くできませんでした)

特に問題だったのは、食事の用意でした。

まず、献立が思いつかなくなり、今まで何を作っていたのかがすっかり頭の中から消え去っていました。挙げ句の果てに、以前も書きましたが大量のキャベツの千切りを作っては、落ち込んでいました。

この解決策は、主人が献立を提案してくれることで、少しずつ改善しているように感じます。スーパーに行く前に考える時や、スーパーに行ってから考えるときなど、その時々で購入するものが変わり、献立も変わります。

アスペ子は、献立を考えてからスーパーに行って食材を買う方法を取ってきていたので、最初はなかなか慣れなかったのですが、スーパーに行ってみると、目当てのものがなかったり、割引のものがあったり、献立を考えるのも「臨機応変」なんだなと実感しました。

用事があって出かける日というと、心療内科に通院する日が月に一度あります。

心療内科に通院する日は、月末にカレンダーを見て、主人と決めます。主人の仕事や、魚たちの世話などを加味して、心療内科に通院する日は木曜日と決めてあります。

滅多にありませんが、この木曜日に通院するということも臨機応変で、木曜日に行けなかったら薬の在庫を確認して、他の曜日に変えることもあります。

道順はなるべく同じ道順で、今は健康のために、雨でない限りは一駅歩いて通院しています。足腰も鍛えられますし、電車賃も多少ですがかからないので、一石二鳥です。

以前は、心療内科に行った後は帰宅後、アスペ子はグッタリしてしまい、薬を飲んで仮眠を取っていましたが、最近はやっと慣れてきたのか、歩いていることが良いのかわかりませんが、帰宅後もなんとか平常に近い状態で入られます。

このように、決まった行動を取ることができるようにはなったアスペ子ですが、前もって予定が組まれていれば、なんとか対応ができます。

例えば、義妹が遊びに来る時も、突然やってくることはありません。主人と義妹とで遊びに来る日程を決め、それからアスペ子に「〇〇日に義妹が遊びに来るから」と主人が教えてくれます。そうすると、アスペ子の頭の中に「〇〇日は義妹が遊びに来る日」とインプットされます。

そうすると、いざ義妹が遊びに来ても、アスペ子は挙動不審な行動や言動があまり出なくなります。(調子に乗って、うっかり配慮の足りない言葉が出てしまう時もあります)

アスペ子にとって、7月の最大の外出は義妹の子(姪っ子)に会うことです。

姪っ子はもう20歳を超えて独立しており、アスペ子と姪っ子が最後に会ったのは、確か・・2〜3年前くらいだったと思います。

たかだか2〜3年、されど2〜3年。アスペ子は主人に正直に言いました。「アスペ子は姪っ子に会えるかな・・」主人は「会えるよ。前だって会ってたじゃないか」と言ってくれました。

確かに、主人と結婚してから、ことあるごとに姪っ子には会っていましたし、話も普通にしていました。

では、なぜアスペ子は「姪っ子に会えるかな?」と思ってしまったのでしょうか?

一つは、アスペ子が広汎性発達障害(アスペルガー症候群)とわかってから、初めて会うということ。

一つは、電車に乗って片道約50分弱。アスペ子宅よりも都会に行くということ。

一つは、アスペ子が姪っ子に話したいことが話せるかということ。

本音の本音を言うと・・話なんてしなくても、ハグすれば、お互いに全てがわかりあえると、アスペ子は確信しています。なんででしょう。姪っ子に対しては、抱きしめてあげたいと思う感情が、アスペ子にはとてもあります。

まだ新婚時代に、姪っ子が一人でアスペ子宅に泊まりに来ました。姪っ子は緊張していたのか、何かを言いたかったのか、未だにわかりませんが、いつものような元気さがなく、おしゃべりもあまりしなく、就寝時間になり、みんなで川の字になって寝ました。

「もう寝たかな?」と思ったら、突然姪っ子が起きました。見かねた主人が「おいで・・」と言って、キッチンに連れて行き「どうした?眠れない?お腹すいた?」と言って、冷蔵庫からチーズを出して渡していました。

この頃のアスペ子は「子供嫌い、子供が苦手」だったので、寝たふりをしていました。最低です。

アスペ子は、本当は一緒に起きて行って「大丈夫?一緒の布団で寝ようか?」と声をかけてあげたかったのに、どうしても体が硬直してしまって、起きることができませんでした。

姪っ子は、きっと、主人とアスペ子に「甘えたかった」のだと思います。「泊まりに来たお客様」でなく「主人とアスペ子の子供のように接したかった」のだと、今では思っています。

このことに関しては、アスペ子も姪っ子と同じで、約2年前に気が狂った頃から「姪っ子に会いたい」と時々思っていました。会ったら抱きしめたい。それだけでいい。そう思った時のアスペ子は、姪っ子に癒されたい気持ちでいっぱいでした。

そんな姪っ子に、7月の日曜日に会います。

ハグはできないかもしれませんが、アスペ子は「会うのが怖い」という気持ちを振りはらい、笑顔で姪っ子に会わなければいけないなと、ブログを書きながら思い始めてきています。

今まで不十分で、くすぶって終わってしまった過去の数々。姪っ子に対しては、くすぶらせてはいけないと思いました。姪っ子も「アスペ子ちゃん、どうしてる?会いたいな〜」と言ってくれています。

義母や義妹から聞いた話によると、姪っ子は体型も性格?も人が変わったようになってビックリしたと言っているそうです。

きっと姪っ子の中で何かが芽生え、蕾が開きかけているのかもしれません。主人も「姪っ子がそんなに変わったのか〜 ぜひ会いたいな〜」と言っています。

アスペ子も姪っ子に会って、何がどう変わったのか、広汎性発達障害(アスペルガー症候群)のアスペ子から見て、姪っ子の変わりようを見てみたくなりました。結婚当初とは違うアスペ子。そのアスペ子から見た姪っ子。

姪っ子も、今のアスペ子を見て、何かを感じ取ると思います。お互いに、何かを発見できたら最高に嬉しいな〜と、だんだんワクワクしてきました。

広汎性発達障害(アスペルガー症候群)だからと言って、毎日毎日、家の中に閉じこもってばかりではいけないことも痛感しました。たまには「ガツン!」と刺激を受けることも、この先の人生を考えるとアスペ子には必要なのかなと思いました。

障害に対する悩み

Posted by アスペ子