楽しみな程に出てしまう障害の特徴

梅雨入りになって、晴れや曇りの日が続き、気温も高くて「こりゃ、梅雨入りというと雨が降らない空梅雨だ」なんて思っていたアスペ子です。

でも、雨が降らないと農作物被害や飲料水の問題が出たりします。逆に雨が降りすぎて九州の方では被害が出ていたりもしています。天気というのは、人間の思うようにはいかないのだなと、つくづく思う今日この頃なのですが・・

特に梅雨の時期には、アスペ子の場合、広汎性発達障害(アスペルガー症候群)の特徴の「考え方が柔軟でない(暗黙の了解がわからない、融通が利かない)」がすぐに出てしまいます。

今週は、主人が「外食に行こう!」と言ってくれました。アスペ子の大好きな、クルクル回る寿司です。日にちは〇〇曜日にしました。

アスペ子はこの話が出てからというもの、もう頭の中は、お寿司のことでいっぱいになってしまいました。久しぶりのお寿司というのもありますし、主人と二人だけで食べるお寿司も久しぶりだからです。(前回は、義妹たちが一緒でした)

毎日「あれを食べよう、これを食べよう」と、一人頭の中で考えてはニコニコしていました。

ところが今週の天気予報は、先週と打って変わって「雨とか、小雨とか、曇りとか・・」が、ゴチャ混ぜの一週間です。当然、クルクル回る寿司に行く〇〇曜日も微妙な天気。主人は「翌日の方が雨が降らないなら、〇〇曜日じゃなくて、その翌日にしよう」と言いました。

アスペ子は、もう半パニック状態。頭の中には「〇〇曜日にクルクル回る寿司に行く」と固定されていた予定だったので、爆発まではいかないものの、久しぶりに動悸が激しくなってしまいました。

きっと、アスペ子の中では主人と二人きりで食べに行く、久しぶりのクルクル寿司が、とてもとても楽しみだったのです。こういう機会も年間を通してそんなにないので、なおさらです。また、アスペ子は、雨が小ぶりなら傘をさしても行けると思い込んでいたのもいけなかったようです。

主人とのコミュニケーションがうまくとれなかった、単純なことだったのにもかかわらず「〇〇曜日に行く」ことに、広汎性発達障害(アスペルガー症候群)の特徴の「考え方が柔軟でない(暗黙の了解がわからない、融通が利かない)」が極端に出てしまいました。

アスペ子の様子が変わったことをすぐに察知した主人は、コンビニに一人でタバコを買いに行くと言っていたのですが、アスペ子に「一緒に行くか?」と誘ってくれました。アスペ子は「気分転換に一緒に行く!」と、半ば勢いで答えていました。外に出ることで、アスペ子の頭の中と心の中の「モヤモヤや天気に対する憤り」を鎮めたいと思ったからです。

ンビニには片道歩いて約15分くらい。アスペ子は、思いっきり深呼吸して、これでもか!というくらいに「アスペ子歩き」をしました。そうしないとアスペ子の気が済まなかったのです。主人には申し訳ないと思いながらも、どんどんどんどん早歩きをしました。

帰宅後、主人は何も言いませんでしたが、少しはアスペ子の気持ちが収まっていると感じてくれたようです。

アスペ子はというと、自分でも変わったなと思ったのは、以前だったら主人が一緒に行くかと誘ってくれた時に「行かない」と言っていましたが、今回はアスペ子自身で考えて「一緒に行く」と答えを出しました。

また、アスペ子歩きをしてしまいましたが、それによって帰宅後は「クルクル回るお寿司は、〇〇曜日でも、その次の日でも、いつでもいいや。行かないわけじゃないんだから」と思えたことです。以前だったら、帰宅後もまだモヤモヤしていたと思います。

アスペ子は、今回の件で「自分でもなんで今まで言ったことのない言葉(一緒に行く)を言ったり、行動(アスペ子歩きで発散する)をとったり、考えたり(クルクル回る寿司には、いつでも行ける)しているんだろうか?」と、悩むというか、考えてしまいました。

多分、今回のアスペ子のとった言動や行動、考えは、アスペ子にしては「合格ライン」に近い答えだったのだと思います。癇癪も起こさず、ふてくされもせずに入られたのですから。

こういうアスペ子になれたのも、約2年間、心療内科に通い続け、先生と対話し、処方された薬を飲み忘れることなく飲み続けたからだと思いますし、今もアスペ子のうつ状態を薬の力が抑えているからだと思います。

また、アスペ子宅は主人とアスペ子の二人きりの生活です。だから、健常者の主人が「うまくアスペ子をリード」してくれているからだと思います。

「障害者を良い方向へリードする」という行動は、実に大変で難しく、並大抵ではできません。

ではなぜ主人が、アスペ子をうまくリードしているかというと、主人の性格によるものと思います。主人は「細け〜ことは、い〜んだよ」というような、なんというか、良い言葉で言えば「おおらか」、悪い言葉で言えば「大雑把」なので、アスペ子に対しても、同じ空間にいても、主人が何かに集中していると「アスペ子はいない」状態になります。

つまり、それぞれの世界で生きているということにもなります。それが心地良かったりするので、うまく一緒に生活できているのだと思います。

人それぞれ、家庭それぞれ、十人十色の世界です。

アスペ子は、主人が一番大切ですが、主人を大切にするには、まず「広汎性発達障害(アスペルガー症候群)」をもっとアスペ子自身が理解し、二次障害を治すことの方が先決です。まだ一人で遠くまで電車に乗れない、人の集団に戸惑う、大きな音に敏感・・など、克服?することはまだまだたくさんあります。

仮に、一人で遠くへ出かけても、やはり薬なしではいけませんし、帰宅後の体調も悪くなってしまいます。そうなると、主人にも迷惑がかかりますし、一番大切にしたい主人なのに、逆効果なことをアスペ子はしてしまう可能性が大です。

アスペ子が広汎性発達障害(アスペルガー症候群)とわかってから、義妹など、よく「頑張って、頑張ろう」という言葉は禁物だよと教えてくれましたが、アスペ子は内心は「二次障害をなくすように頑張りたい」と思う気持ちがありました。

頑張るという言葉を使わないならどう表現すれば良いのだろうか?と思った時、アスペ子は「焦らずに」という言葉に行きあたりました。主人もよく「焦ることないよ」と言ってくれます。

だから今回のクルクル回る寿司に行くことも、クルクル回る寿司がどこかへにけていくわけではないので、焦らず、行ける日を楽しみにしていようと思ったアスペ子でした。

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障害に対する悩み

Posted by アスペ子