今週は、こだわりの一週間にした

「こだわり」というのは、誰しも持っているものです。

アスペ子の場合は、この「こだわり」が極端に出ることがあります。その一例が食べ物です。要するに「一度は食べないと我慢がきかない」状態になってしまいます。

アスペ子もそんなに融通が利かないわけではないので、高額なもの・・キャビアとか和牛ステーキとか、そういったものを食べたいとは思いません。

アスペ子の目にとまったものや「美味しそうだな」と思ったものが対象となります。例えば、以前にも書きましたがバターピーナッツは毎日のように食べていました。食べないといられなくなってしまうのです。

つまり「食べたいという感情」が「こだわり」に変形してしまったような複雑な感覚になってしまうのです。

 

こういった症状は幼少期からありました。カテゴリの生い立ちにも書きましたが、幼少時代に食事制限を受けて育ち、食べて良いお菓子は「氷砂糖」くらいなものでした。駄菓子は主人から教えてもらって、最近、知ったものがほとんどです。

そのくらい、育った環境や食育が劣悪だったのです。その反動と、広汎性発達障害(アスペルガー症候群)が相まって、アスペ子は今に至るわけです。

そこで、今週は金欠というわけではないのですが、主人の了解を得て、あえて主人とアスペ子の夕食を別なものにして食べる日を設けました。

つまり、主人は今まで通りの夕食をとり、アスペ子は「その時に食べたいものや、主人の夕食が軽めの時にアスペ子は違うものを食べる」ということです。

主人が鳥もも肉のステーキとごはん、味噌汁、サラダ。アスペ子はカレー味のスープヌードルとパンとサラダ。といったような感じです。

今までは「常に同じもの」を食べてきましたが、そうすることによってアスペ子にストレスが発生し、楽しいはずの夕食がドヨ〜ンとしてしまう日が多くありました。

正直なところ、別々の夕食をとることに対して、主人がどう思っているのか、本音はアスペ子にはよくわかりません。でも、主人とアスペ子で夕食の献立を考える時に、主人が「そうしよう」というのですから、反対はしていないと思います。(アスペ子は献立を考えることが苦手なので、主人に手伝ってもらっています)

アスペ子にしてみると、今ハマっている「パン」が食べられることで、ストレスもなく、美味しく食べているので嬉しいです。いろいろなパン屋さんに行って、いろいろなパンを食べたいところですが、意外にも自宅近くには歩いて30分のところに1件パン屋さんがあるだけで、件数が少ないのが実情です。

アスペ子はまだ行っていないパン屋さんのパンを食べたい衝動に駆られています。(程々に)安くて、アスペ子好みのパン屋さんを探し当てるのはまだまだ先のような気がしてしまいます。

ちなみに、アスペ子好みのパンというのは、小学生から中学生の頃に、日曜日の運動クラブの昼食で買っていた「チーズフランス」というものです。外はフランスパンで中は硬すぎず柔らかすぎず、そして肝は角切りにしたチーズが入っているものです。

以前はどこでもよく見かけたのですが、最近は柔らかいパンが流行っているのでしょうか?全く見かけなくなってしまいました。

今は、自宅のそばのスーパーの値引きパンを買って食べることが多いです。もちろん・・どこのスーパーにもある、某有名パン屋さんのパンです。3割引、半額といったような値段で買うと、得をした気分にもなりますが、小さなスーパーなのでパンの種類が少なくて、選ぶのに苦戦する時が多いです。

でも、今「パンが食べたい」とこだわっているので、どのパンを食べても美味しくいただいています。

ただし、難なことが一つあります。それはアスペ子はお金を持っていないので、スーパーに行った時に主人に「パンを買っていい?」と聞いてから買わなければいけないことです。

毎日毎日、パンを食べているわけではなく「パンが食べたいな〜」と思っても、パンがない時の方が多いです。でもこれは仕方がないことです。我が家の大蔵大臣は主人ですし、パンばかり買っていたら値も張ります。お米があるのですから、お米を食べるようにしないと思っているアスペ子です。

これが「我慢」という訓練なのだとは思うのですが、なかなか頭の中がついてきてくれないことが多いです。

もともとアスペ子は「我慢がきかない」という欠点(特徴)が強い方なので、相当な覚悟を持たないと我慢ができません。

例えば「夕食に、主人が作ってくれる、美味しい肉野菜焼きそばなんだから、おやつ(パンなど)を食べるのはやめておこう」ということがあれば我慢がききます。

しかし「夕食は軽い和食だしな・・」と思ったが最後、我慢がききません。

我慢といえば、先日、そこそこ大きなスーパーに惣菜を買いに主人と歩いて行ってきました。

そのスーパーは地元でも大盛況のスーパーで、品揃えも良く、常に広告を出し、パン屋さんもファーストフード店もあるスーパーです。

アスペ子はこのスーパーに行くのは2度目ですが、広汎性発達障害(アスペルガー症候群)になってからは初めてです。

さっそくカゴを持って店内を見て回りました。

アスペ子は

「野菜は安いな〜魚はイマイチ?肉もこんなものかな?サーモンとタコのカルパッチョ?美味しそう!食べたいなぁコロッケが揚げたてだ。このカツ丼も美味しそうだな・・牛乳も安いぞ。パンもいろいろな種類がたくさんある!」

などと、目に映るもの全てが新鮮で、広汎性発達障害(アスペルガー症候群)特有の、「目に入ったものしか見ることができない状態」になっていました。

アスペ子が気になると必ず主人に「お菓子はいいの?おやつはいいの?」と聞き、主人を説得し始めます。主人はもう承知の助なので「いらない」の一点張り。

ついにはアスペ子も根負けしたというか「そうか、今日はコロッケかトンカツを買いに来ただけだっけ」と諦めました。

コロッケを買って会計を済ませ、帰り道に主人に「こういうスーパーには、アスペ子一人では来られないね」と言いました。主人は「俺は最初からそう思っていたけどね」と笑っていました。主人にはスーパーに行く前から、アスペ子のスーパーでの行動がわかっていたのでした。

アスペ子が「こだわり」の夕食にして感じたことは、「なんだか寂しいな」という気持ちでした。主人とアスペ子と同じものを食べて、同じ味を分かち合うことが、楽しさにつながり、美味しさに繋がるのかなと思いました。

幸せや楽しさを分かち合うという大切さを実感したアスペ子です。

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障害に対する悩み

Posted by アスペ子