今一度アスペルガー症候群についてのまとめ

アスペ子は、中程度のアスペルガー症候群です。

アスペルガー症候群と診断されたのは今から約2年前でしたが、主人もアスペ子も、もちろん通っていた心療内科の先生も、アスペ子がアスペルガー症候群ではないかと思って(疑って)いました。

約2年前、大人の発達障害の専門病院に行く前に、何度か自己判断テストのようなものをインターネットでやりましたが、いずれも「アスペルガー症候群の可能性が高いので、病院で診てもらいましょう」という結果が出ました。

当時のアスペ子は「ふ〜ん、アスペ子はアスペルガー症候群なのかもしれないのか〜」と思ったり、診断後は「アスペ子はアスペルガー症候群なんだ〜」と漠然ととらえていた節がありましたが、主人は違いました。

「これはエライことだ。対処法や今後のことを考えなくては」と、一人頭を悩ませていたのでした。

今回は、この約2年間(アスペ子が気が狂い、心療内科に通い始め、処方されたうつ病の薬を飲み続け、また大人の発達障害の専門病院で「広汎性発達障害の中の中程度のアスペルガー症候群」との診断結果)を踏まえて、改めてアスペ子のアスペルガー症候群の特徴をまとめてみたいと思います。

 

アスペルガー症候群の特徴

社会性の問題(独特な人付き合い)

人の中で浮いてしまうことが多い、幼児期には一人遊びが中心、年上の子にリードされたり年下の子と同レベルで遊んだりすることが多い、同年齢の子と対等の相互的な遊びをすることがとても難しい。

アスペ子

自分では「その他大勢」になりたいのに、なぜかその場の前にいることが多い。例えば会社員時代に司会の補助で壇上に上がっていたため、存在が浮いてしまっていた。

 

正直すぎる

接し方のルールがわからず本当のことを言って周囲の人に迷惑をかけてしまうことがある(太っている子に「太っているね」と言ってしまう)、言葉が人を傷つけるということに鈍感、悪意なく暗黙のルールを話してしまう。

アスペ子

話すことが見つからなく焦っている時によくストレートな言葉が出てしまう。例えば、ケーキが好きな親友の誕生日のメッセージカードに、もしかしたら食べないようにしているかもしれないのにも関わらず、毎年必ず「ケーキをたくさん食べてね」と書く。

 

同年齢の人と波長が合わない

同年齢の子との付き合いが苦手、年上の子にリードされて遊ぶ、年下の子を指図して遊ぶ。

アスペ子

なぜだかよくわからないが同年代の人は苦手。多分、アスペ子の場合は性格(プライド)が高いためだと思われる。また同世代の人と同じことができないために劣等感を抱くためかもしれない。

 

積極的すぎる

羞恥心を感じるのが遅い、誰彼構わず質問を浴びせかける、相手が困惑していたり迷惑がっていても自分にとって関心のあることは相手も関心があると思ってしまう。

アスペ子

全くもってその通り。一度自分の話したいことを話し始めると、相手が言葉を挟む余地なく話し続ける。最終的には、アスペ子は何について話していたのかがわからない状態になっている。

 

話し方が回りくどい、曖昧が苦手、細かいところにこだわる

どれが大事な情報でどれが枝葉末節かうまく選べない、曖昧な聴き方をすると意味がつかめない、その場で何が話題になっているのか具体的に言われないと言外の意味を汲み取れない。

アスペ子

質問されたことに対して、長々と説明を入れながら答える(端的に答えられない)。具体的な言葉・単語のような簡単な言葉の羅列でないと、言外の意味が汲み取れない時がある。結局、話の問題は何なのかがつかめない。自分は頭が悪いんだと実感してしまう。

 

大人びた難しい言葉、場にそぐわないほどの丁寧語を使う

友人同士の会話よりもテレビや本などから会話を学ぶことの方が多いことがある

アスペ子

これに関しては自覚がない。

 

一方的でわかりにくい話し方

自分の関心のあることを相手の興味おかまいなしに一方的に話す傾向がある、相手の反応をモニターせず相手が迷惑そうな表情をしていても気がつかない、自分の関心のあることで頭が一杯になる、話が飛びやすい。

アスペ子

話し始めると止まらなくなり、話している途中に頭の中に浮かんだものに話が逸れていってしまう。

 

言外の意味を汲み取ることが苦手

言葉の裏の意味を理解することが難しい、皮肉やほのめかしを理解することが難しい。

アスペ子

相手の言ったことを疑うことなく信用してしまい失敗する。相手の気持ちを汲み取ろうとしても何も浮かばないし、わからない。

 

言葉の間違った使い方

微妙に文法的に間違った話し方をすることがある(主語抜け、助詞抜け、受身文での混乱)。

アスペ子

最近は気をつけてはいるものの、特に主語抜けが激しい。聞いている相手のことは全く考えていない。例えば、自分の心(頭)の中で「そこのコップを」と言ってから、相手に「取ってくれる?」だけを言う。

 

思考を言葉に出す

小さな声で独り言を言ったり考えていることを声に出して言ったりする、相手の言ったことを小声で繰り返した後に返事をすることもある。

アスペ子

これに関しては自分では自覚はないが、強いて言えば、機嫌の良い時は何かしら昔の歌(童謡)などを口ずさんでいる。

 

喋るほどには理解していない

話すことよりも人の話を理解することの方が苦手な場合がある、相手の話以外のことに気がそれてしまい話の筋に追いつけなくなる、相手の話が見えなくなった時に聞き直したりさりげなく確認したりといった会話の技術が未熟。

アスペ子

アスペ子の場合は話し相手が複数のときの場合は、話を聞いていないことが多い。少人数のときの場合は、話している人の話の内容が理解できない場面に直面すると、その言葉を理解しようとしているうちに、話が先に進んでおり、結局、話の内容がわからずじまいになってしまうことが多い。

 

言葉以外のコミュニケーションの問題

視線の合い方が独特で相手の顔を見ないで話したりする、逆に相手の顔をしげしげと見つめすぎて奇異に思われたりする。

アスペ子

幼少期の頃は、相手の顔を見つめすぎて気持ち悪い、また見ていると言われていた。特に気になっていたわけではないと思うのだが(昔のことなのでよく覚えていない)、見られる相手にとっては気味が悪いほどいつも目で追って見ていた。現在は逆に相手の目(顔)を見て話をすることが非常に苦手。時々、主人に対しても見られなくなる時がある。

 

コミュニケーションというキャッチボール

コミュニケーションのキャッチボールを楽しむことが苦手、相手の意図を推測できない、相手の反応に応じてこちらの動きを調節することができない、緊張した状況だと普段のようには話せなくなる

アスペ子

アスペ子にはコミュニケーションというキャッチボールということ自体の意味がよくわからない。

 

想像力の障害

こだわりやフリ遊びの少なさが融通の利かなさという形で現れる、柔軟性に乏しいために予想外の事態を嫌う(ごっこ遊び)

アスペ子

妄想は得意だが、何かを想像するということができない。視野が極端に狭くなる。

 

パターン的行動、生真面目すぎて融通が利かない

パターンが変わったり融通が利かないと不安を感じたり癇癪を起こしたりする。

アスペ子

最近はパターンが変わっても何とか対処できるようにはなってきているが不安感はまだ常にある。以前は時間が数分変わっただけでも、主人に対して特に癇癪がひどかった。

 

不器用

運動(体育)が苦手なことが多い、家の中で歩いていてあちこちぶつける、不器用さは知的な能力とは平行しない、逆に運動は全くダメなのに他のことでは器用ということもある、不器用さは模倣能力の乏しさや模倣する時の注目点が他の子と異なることが関係している。

アスペ子

運動クラブでやっていた種目以外の運動はまるでできない。

 

音や光、味などへの過敏さ

感覚刺激に対して敏感なことがある、敏感さは聴覚、視覚、味覚、嗅覚、温痛覚などのいずれの敏感さもあり得る、逆に鈍感なこともある。

アスペ子

  • 聴覚:とにかく静かな場所が好き。頭に響く音(金属、機械など)、怖い(大型車など)と感じる音は特に気になる。
  • 視覚:これに関しては自覚がない
  • 味覚:アスペ子自身は敏感と思っていないが、極端な偏食はある。例えば「これ」と思ったものは毎日でも食べられる。
  • 臭覚:香水、化粧品などはとても嫌で、社会人時代は仕方なく無香料の化粧品を使用していた。整髪料をつけている男性と話したり、すれ違う時は息を止めていた。
  • 触覚:幼少期から今現在も下着や洋服のタグが肌にあたることが嫌。
  • 温痛覚:とにかく寒さに弱い。幼少期から冷えの兆候があった。痛みに関してはとても無頓着。痛くて我慢できないということはほとんどない。(月経痛の薬を飲み始めたのは40歳以降から)

 

学習の問題

かなり成績が優秀なこともあれば全体に学習が苦手の場合もある、ほとんどが普通学級で学ぶ、大学では自主的に研究計画や実験計画を立てることが難しいこともある。

アスペ子

学習は中の下か下の上くらい。ただし両親などは頭が良い子だと勘違いしている。大学では、卒論のテーマが決まらず苦労しゼミの先生に手伝ってもらった。卒論の内容も薄く、ただのアスペ子の感想文のようになってしまった。

 

注意の問題

注意の集中や配分に問題があり極端な形でいろいろな場で生じがち、あることをしている時に声をかけても気がつかなかったりする(あることに集中すると別のことには気がつかない)、あることをしていて別のことに注意を移行することが苦手(前にやっていたことをいつまでも頭の中で考えていて新しいことがおろそかになる)。

アスペ子

これをやってから、これをやってから、と何かをしているうちに、次のことに進まなくなる。配分がうまくいかず次に移行したとしても時間がなくなる。

 

計画を立てること

自分で物事を計画して複数の事柄を連続して実行していくことが苦手、ある程度周囲がプランを立ててあげないと実行できない

アスペ子

物事の計画を立てることが好き。地図を見たり、食べ物のサイトを見て、行く計画を妄想する。妄想はあくまで妄想なので、実行できないとわかると落ち込む。はっきりとした計画が実行されると気持ちが楽になる。

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障害に対する悩み

Posted by アスペ子