広汎性発達障害と更年期障害

アスペ子は、年齢的に更年期のことを知りたくて、アスペルガー症候群と更年期障害に何か関係があるのかなと思い、いろいろ調べてブログに書き始めましたが、なんだかとても難しい問題のような気がしてきました。

というのも、アスペルガー症候群だからといって、更年期障害が直接的に結びつくような線がよく見えてこないからです。アスペ子は頭の中で、更年期障害をちょっと簡単に考えていたようです。(猛省)

今回は「アスペルガー症候群と更年期障害」という枠をさらに広げて「広汎性発達障害と更年期障害」の関係について、アスペ子なりに考えてみたいと思います。

広汎性発達障害(PDD)は今現在、原因はわかっていませんが、遺伝や染色体異常などによって発生すると言われています。

また知的能力に障害がある場合もあり、知的能力に障害がない広汎性発達障害のことを高機能広汎性発達障害と呼びます。広汎性発達障害は社会性の獲得やコミュニケーションの獲得といった人間の基本的な機能の発達遅滞を特徴とする、5つの精神と行動の障害のグループに分けられます。

自閉症スペクトラム

  • 特定不能の広汎性発達障害(PDD-NOS)
  • 自閉症
  • アスペルガー症候群(AS,AD)

自閉症スペクトラムに分類されることもそうでないこともある

  • レット症候群
  • 小児期崩壊性障害

広汎性発達障害の特徴は4つのタイプに分類

  1. 孤立型:他の人が見えていないかのような行動をする、呼ばれても返事をしない、人に対して関心がなく同情をしない、無表情・クレーン現象が目立つ
  2. 受動型:他の人に自分から関わっていかないが他の人からの接触は嫌がらない、言われたことにはなんでも従う、嫌なことも受け入れてしまうので負担がかかりパニックを起こす
  3. 積極・奇異型:他の人に積極的に関わろうとするが自分本位で一方的、自分の好きな話を一方的に話し続ける、同じことを繰り返し何度も話し続ける
  4. 形式ばった大仰な群:成人期以降に現れるタイプ、こだわりが強い、状況に応じて対応することが困難

広汎性発達障害の主な特徴

社会性の発達・コミュニケーション能力に障害があります。

  • 冗談や皮肉の意味がわからず言葉をそのまま受け止めてしまう
  • 相手の気持ちが考えられず言ってはいけないことまで言ってしまう
  • 話し方が独特で抑揚のない話し方やデス・マス調になる
  • 言葉の発達が遅いこともある

また、強いこだわりがあるという特徴があります。例えば食事へのこだわりから偏食になったり、特定の興味のあるものに熱中したりする、自分の好きな行動パターンや手順でなくなるとパニックを起こしたりもします。

感覚が敏感・鈍感

  • 苦手な音や匂いや暗いところを嫌がったりする
  • 触られる感覚や眩しい光を嫌う
  • 衣服の肌触りを嫌がったりする
  • 痛みに鈍感で怪我に気づかない
  • 味覚に鈍感で腐っているものでも食べてしまう
  • イメージがうまく作れない
  • なんでも良いから絵を描こうと言われても描けない
  • 新しいものを創造できない

簡単なまとめ

  • 相手の気持ちがわからない(仲の良い友人が作れない、少ない)
  • コミュニケーションが苦手である(言葉の意味を取り違える、文字通りに捉えがち)
  • 考え方が柔軟でない(暗黙の了解がわからない、融通が利かない)
  • 独特の思考・行動様式(特定のものにもに興味を持つ)
  • 注意が持続しない(特定のものにのみ注意が向かう)
  • 感覚の感受性が特別である(音や匂い、痛み等の感覚に関して敏感だったり鈍感だったりする)
  • 衝撃性が高い(自己抑制が苦手)

などがあげられます。

以上が広汎性発達障害の特徴ですが、アスペ子に当てはまることは「アスペルガー症候群(受動型)」ですが、簡単なまとめに書かれていること、全てがアスペ子には当てはまります。

この部分から、更年期障害との何らかの結びつき(線)が見えてこないか考えてみました。

 

アスペ子の広汎性発達障害と更年期障害

まず、広汎性発達障害の受動態ですが、これに関しては更年期障害とは無関係のようです。

次に、簡単なまとめを見てみると、この中で注目するものは「感覚の感受性が特別である(音や匂い、痛み等の感覚に関して敏感だったり鈍感だったりする)」です。

以前にも書きましたが、アスペ子は痛みに対してとても鈍感です。頭痛は約2年前の、アスペ子が気が狂った時から始まりました。それまで月経中もケロリとしていたアスペ子です。このことを考えると、更年期障害の症状の中の「運動器・皮膚分泌系、知覚系」はクリアしていると思われます。

さらに「独特の思考・行動様式(特定のものにもに興味を持つ)・注意が持続しない(特定のものにのみ注意が向かう)」に関して「運動器・皮膚分泌系」がクリアというよりも麻痺しているように思われます。

また「消化器系」に関しては、ファモチジン錠という胃の薬を心療内科で処方してもらっていますし、便秘に関しては処方されている薬の副作用で便秘になっているので、アローゼンという漢方系の便秘薬を処方されていますので、これもクリアしています。

更年期障害で一番症状が現れやすい症状「精神系」に関しては、アスペ子の場合、もう2年近く心療内科で処方された、うつ病の薬をマックスで飲んでいますので、薬を飲み続けることによって更年期障害の精神系の心配はないと思われます。

問題は「泌尿器系、内分泌系・生殖器系」です。

泌尿器系はアスペ子の場合、ストレスからくるものとわかっているので、主人の協力もあり、最近は尿漏れもおねしょもなくなっています。

内分泌系・生殖器系は、心療内科に通い始めた頃からドグマチール錠を飲み始めて、月経が約2年止まりました。ドグマチール錠を飲み続けることによって、プロラクチン(脳の下垂体から分泌されるホルモン)という数値が異常に高くなってしまっていた(通常女性は6.1~30.5ng/mlなのに対し、アスペ子は200ng/m以上あった)ため服薬を止めましたが、その後、一度だけ月経がありました。

しかし、その後は更年期障害のためなのか、月経周期が長くなったのか、閉経間際になったのか、アスペ子にはわかりませんが月経が一度もありません。(今まで長年付き合ってきた月経がないというのもなんとなく心配なので、更年期障害を含めて自宅近くの婦人科に行き、相談してみようかなと考えています)

このように、アスペルガー症候群から見た更年期障害よりも、広汎性発達障害から見た更年期障害の方が、アスペ子には、よりわかりやすく更年期障害を捉えることができました。

人それぞれの更年期(更年期障害)があるように、アスペ子の更年期(更年期障害)も、見る角度を変えてみると納得のいくものになりました。

実は、これまでアスペ子には更年期障害がないと思っていたのです。しかし、今現在、心療内科で処方されている薬こそ、アスペ子の更年期障害を抑えていたのではないかなと思いました。アスペ子の体が辛くないのも、主人の存在があったり、うつ病の処方された薬があったりしていたおかげだったのです。

更年期障害は専門医の診察を受け、まず血液ホルモン検査をすることが最善策ではありますが、なかなか病院に行けないという方も多いと思います。(更年期障害は、卵巣機能がまだ変動している時期にみられるもので、一定の時期が過ぎて卵巣機能が完全に低下し、全身の状態がホルモンの変化に慣れてくれば、自然によくなると考えられています。そのため一度だけの血液ホルモン検査では、エストロゲンが正常な値を示すことがあります)

まずは自分の体の症状を客観的に見て、ストレスをなくすようにし、家族の協力が得ることができれば協力してもらい、熟睡できる環境を整えて睡眠をとることが大切だとアスペ子は思います。

睡眠と湯船に浸かる入浴は「心の洗濯」だと実感しているアスペ子です。

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障害に対する悩み

Posted by アスペ子