アスペルガー症候群と更年期障害・2

前回のブログで更年期更年期障害について書きましたが、あまり深く考えすぎない方が良いなとアスペ子は思いました。更年期や更年期障害を深く考えることで、更年期障害の症状が悪化する可能性が高いのではないかと感じたからです。

更年期は女性なら誰しもやってくる期間ですし、更年期障害は人それぞれ、あったりなかったり、軽かったり重かったりです。でしたら、楽観的に受け止めた方が気持ち的にも楽になるのではないかと思いました。

この考え方はあくまで「アスペルガー症候群のアスペ子だから」思う考え方なのかもしれません。通常は更年期障害で苦しむ人が多いと聞きますが、アスペルガー症候群のアスペ子の更年期障害は一体どのような症状であって、どのように対処すれば良いのか少し考えてみました。

アスペ子が「更年期障害かもしれない」と気づいたのは、約2年前の冬の夜でした。いつもは全く寝汗をかいたことがないアスペ子が、毎晩のようにパジャマまでビッショリと寝汗をかいていました。

その時は「アスペルガー症候群の薬を飲んでいるせいかな?でも真冬にビッショリと汗をかくなんておかしいな?あまり気にしすぎも良くないな」と、ほっておきました。

その後、知らない間に寝汗がなくなり「やっぱり気にしないのが良かったかな?」と考えていたアスペ子でした。

今思うと、もしかしたら「ほてり・のぼせ」のホット・フラッシュが夜中の寝汗に出ていた可能性があります。その代わり、日中はホット・フラッシュはありませんでした。

それからしばらくは、何事もなく通常の生活をしていましたが、約1年前くらいから前回少し触れましたが「尿漏れ」が始まりました。

夜中、尿意で2〜3回ほど目が覚め、最初の頃は良かったのですが、だんだんとトイレのドアの直前で尿失禁をしてしまいました。

当時は夜寝る前に、眠りの深さを調整する薬(トラゾドン錠50mg)を飲んでいたので、夢遊病者のように後始末をして、また眠りに入っていたアスペ子でした。

心療内科の先生に話したところ「トラゾドン錠を半分の25mgにしてみましょう」とのことでした。それで少しアスペ子の不安感がなくなり、またしばらくは良かったのですが、ある日の夜、突然「おねしょ(夜尿)」をしてしまいました。

アスペ子は頭の中が真っ白、ショック、多少のパニックで、とにかく隣で寝ている主人には申し訳なかったのですが、ベッドマットとシーツを外し、ベッドマットレスの上にバスタオルを敷いて、着替えて寝ました。

翌朝、主人が「大丈夫か?」と聞いてきたので、アスペ子は「記憶にある限りの中で初めてのおねしょだった・・」と答えました。

それからというもの、夜中、おねしょが始まりかけて慌てて起きるということが何度もあり、再度、心療内科の先生に話したところ「この約2年間、同じ薬を飲んでいるので、薬の副作用ではないね」とのことでした。

ということは、やはり、更年期障害を疑わざるを得ない状況になりました。アスペ子の場合、泌尿器系の尿失禁に更年期障害が出たようです。

話は更年期障害から少しずれますが、大人のおねしょ(夜尿症)の原因は、主に次のものがあげられます。

 

ストレスなどの心因性によるもの

自律神経の不調:自律神経が不調になると、膀胱や尿道に対してマイナスに働きます。

交感神経や副交感神経などの自律神経は、膀胱を緊張させたり、緩めたりする役割を担っています。

通常、 大人が夜寝ている場合は、この自律神経の働きで膀胱が緩み、昼間の1.5倍ほどの尿を溜められるようになっていますが、これが、ストレスなどで自律神経が上手く機能しない場合、膀胱が緊張したままとなり、多くの尿を溜められないと考えられます。

 

睡眠障害によるもの

睡眠障害で眠りが浅くなると、尿量を抑えるホルモンである抗利尿ホルモンの分泌が少なくなります。

抗利尿ホルモンは、ぐっすり深く眠るとたくさん分泌されます。腎臓に働きかけて尿を濃くし、尿量を減らす役割を持っています。抗利尿ホルモンの分泌が少ないと、尿が抑えられずに膀胱におしっこが溜まりやすくなります。

睡眠が浅いときは、夢を見たりします。トイレの夢を見ているときは、まさに抗利尿ホルモンの分泌が少ない状態です。

 

生活習慣、生活環境によるもの

「心因性によるもの」とも関連しますが、寝る時間が一定ではなく深い睡眠を得にくい、寝る前の飲酒、寝ている最中に体を冷やすなどはおねしょに影響します。

対策としては、寝る前に水分を摂り過ぎない、特にアルコールは利尿作用があるのでアルコールは控える、寝ている間は体を冷やさない、寝る前にはトイレに行く、規則正しい生活を心がけるなどです。

 

病気によるもの

普段から規則正しい生活でぐっすり眠れており、ストレスや悩みが重くなった訳でもないのに、急におねしょが始まってしまった場合、病気の可能性も考えられます。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)

睡眠時間は多く取っているのに、昼間はいつも眠い、疲れているといった場合は、疑ってみたほうが良いかもしれません。深い睡眠が得られない事で、抗利尿ホルモンの分泌が少ない可能性があります。

ひどい便秘

腸と膀胱は隣接しており、便秘で腸が膨らむと、膀胱が圧迫されて尿が溜めにくくなってしまいます。

糖尿病

血液中の糖の濃度が高いため、糖を排泄するのに多量の水分を摂ります。その結果、多尿となりおねしょにつながります。

脳腫瘍

抗利尿ホルモンは、脳下垂体という脳の部分から出ています。ここに腫瘍ができて、抗利尿ホルモンが出るのを抑えるという事があるようです。

気になる場合は、病院で相談してみましょう。参考までに、それぞれの病気が何科で診てもらえば良いか書いておきます。

睡眠時無呼吸症候群・・・呼吸器科、耳鼻科、内科など

最近は睡眠外来のような専門外来もあります。近所にめぼしい外来がなければ、総合病院などで何科を受診すれば良いか電話で問い合わせてみるのも良いでしょう。

・便秘・・・消化器内科、胃腸科、内科
・糖尿病・・・内科
・脳腫瘍・・・脳神経外科

アスペ子の場合、おねしょは生活習慣、生活環境によるものもあるようです。

今処方されているうつ病の薬は、副作用として便秘になりがちです。便秘知らずだったアスペ子が、2〜3日排便がなくて当たり前の生活をもう約2年続けています。心療内科の先生から便秘薬(アローゼン顆粒0.5g(大腸刺激性下剤・便秘改善))を処方してもらって、どうしても排便がなく困った時に飲んでいます。

また、生活環境は今の場所に引っ越してきたことで改善されましたが、アスペ子があまり料理ができなくなったことなどから生活環境の中の食生活の改善がなかなか厳しい状態で、腸内環境が悪くなっているのだと思います。もともとアスペ子は遺伝的に腸内細菌が少なく、腸に良いとされるものを毎日摂取しても、この世のものとは思われない臭いオナラをしてしまいます。

このように、アスペ子の更年期障害の特徴は「ストレスなど心因性のもの、生活習慣、生活環境によるもの睡眠障害=おねしょ、尿漏れ、便秘」となっているのではないかと推測されます。
(うつに関しては、心療内科に通院して薬を処方されているので、まったくではないですが気持ちはとても落ち着いています)

アスペ子の更年期障害が、今後、アスペルガー症候群とどのように関係していくのか、アスペ子はちょっと自分の経験を考察してみたくなりました。またいずれ変化があったら、ブログにて書きたいと思っています。

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障害に対する悩み

Posted by アスペ子