アスペルガー症候群のアスペ子の心機一転

今まで何かが足りないと思っていたアスペ子です。

その症状が、過食やうつ状態になって現れ始め、時々、自分が透明になっているような錯覚さえありました。アスペルガー症候群の二次障害だとわかっていても、アスペ子はあまり真剣に向き合っていなかったように感じます。

そもそも、アスペ子は何かあるごとに、アスペルガー症候群のせいにしていたところがあるのです。アスペ子自身ではそう思っていなくとも、主人から見ると「障害のせいにしている」と感じることが多々あったようです。

アスペ子は、その言葉を聞いて、少しだけショックでした。アスペ子はアスペルガー症候群のせいにしていたわけではなく、上手くアスペルガー症候群と付き合っていたと思っていました。

しかし、よくよくアスペ子の考えや気持ちを掘り下げて考えてみると、何かに甘え、何かに依存し生きていたように感じまいした。

主人曰く「最近、アスペ子の顔が変わってきた」とのことでした。

確かにそうなる理由は多々あります。大まかに言えば、生活のこと、主人の仕事のこと、アスペ子自身のことなどです。

生活のことは、最低限の生活ができているのですから心配はしなくても良いのですが、アスペ子は「欲の塊」ですので、あれもしたい、これもしたいなど、妄想してしまいドツボにはまっていました。

例えば、食事に関して言えば、あれも食べたい、これも食べたいが常に頭の中を支配しているのです。

主人の仕事は、主人が頑張っているのですから、アスペ子は邪魔をしないことだけに徹すれば良いのですが、主人の仕事が良い時は、アスペ子も心から嬉しい気持ちが出せるのですが、あまり結果がうまく出ない時は、アスペ子は主人と一緒になって沈んでしまう傾向にあります。

アスペ子自身のことは、まだまだネガティブな状態から脱出できていません。

4月はとてもテンションが高く、ポジティブで、いつも前向きな気持ちでいられたのですが、4月下旬あたりからだんだんとテンションが下がり、いつものネガティブなアスペ子になってしまいました。

「波」と言ってしまえば、「アスペルガー症候群のせい」と言ってしまえばそれまでですが、根本的な部分、アスペ子の「心=気持ち」の部分に問題があるのです。

アスペ子は、主人からいろいろな話(説法)を聞き、一晩寝て、翌朝、まだボ〜ッとしている頭に喝を入れるためにタバコを吸い、外の新鮮な空気を吸いました。

そして、いつもと変わらない外の景色を見て、「ポジティブなアスペ子とはなんぞや?」と、つぶやいてみました。外からは爽やかな風が吹き込み、家の中の淀んだ空気も一変し、アスペ子の頭の中もスッキリしました。

そこで2つ、決心しました。

生活のこと、主人の仕事のことは、もう考えることはやめよう。この部分はアスペ子には到底できることではなく、仮にアスペ子が関わってしまったら、結果はマイナスになると思いました。

主人がこの約2年間、一生懸命やってきたことに対して、アスペ子は口出しはしてはいけないと感じました。お互いに支え合う気持ちは変わりはありませんが、アスペ子は主人をもっと尊重しなければいけないことに気づきました。

夫婦だから、一対一の人間だからこそ、相手のことを尊重し、思いやることが、今のアスペ子にはとても重要なのです。

もう一つは、アスペ子自身のことです。

アスペ子は、人間としてどうしようもない、救いようのない人間です。自分本位で、アスペ子が中心となって世界が回っていると思ったり、幼少期から妄想癖がありましたが、未だに妄想の中で生きている大バカ者です。

そして、何も努力することなく、他人任せで、自分で考えることをせず、何かあったらすぐにネガティブになってしまい、アスペルガー症候群に依存しているのです。

そんなアスペ子がこれからの人生、前向きに生きていくにはどうしたら良いのか、本当はアスペ子は何をしたいのかを考えたと同時に頭に浮かんだのは、運動クラブでしていたことです。

現役の時には嫌々通い、練習も本気で取り組んだことはありませんでした。惰性で続けていたという言葉が一番合っていると思います。

その運動クラブでやっていたことをパートで指導者として接したことで、「あぁ本当はアスペ子は運動クラブが好きだったんだ」と実感しました。

パートの時に会社の人に誘われてグループ(マスターズ)に入会し、いくつか大会にも出ました。その時、運動クラブで運動することの気持ちよさ、感動を味わい、アスペ子は本当は運動クラブが好きなんだ、という気持ちが湧きました。

しかし、コミュニケーション能力がないアスペ子にとって、会社の人たちとグループになって行動することがとても辛く、最終的にはグループから離脱してしまいました。

それと同時に、アスペ子は気が狂い始め今日に至るわけですが、主人から話を聞いて、アスペ子がポジティブになるには、前向きに生きていくことができるようになるにはどうすれば良いか、このアスペ子の頭で考えてみました。

それは、運動クラブを続けていくことでした。

掃除や洗濯、炊事、水槽の水換え、うつ状態、過食気味など、結局は満たされないアスペ子の気持ちの持ちようだったのです。

そこで、言うに言えなかったこと、口に出せそうで出せなかったことを主人に「アスペ子は運動クラブでしていた運動をしたい。残りの人生を運動クラブでしていたことをすることによって充実させたい」と話しました。主人は「いいんじゃないの?大会には出るの?」と聞いてきたのでアスペ子は迷わず「うん。地元の大会は選んで出るけど、大きな大会に出たい」と答えました。

主人の胸中はわかりません。でもアスペ子は決めました。今すぐには体作りをしていないので無理ですが、2年後に参加できるように、一歩一歩少しずつ体を作り、目標に向かって進んでいこうと決心しました。

アスペルガー症候群は死んでしまう障害ではありません。寿命が来るまでずっと付き合っていく障害です。だったら、残りわずかな人生を前向きに、楽しく、楽しみながら生きていった者勝ちではないかとアスペ子は思いました。

持って生まれた運動クラブでの素質、持って生まれたアスペルガー症候群、1+1=2。2つも持っているなんて考えようによってはラッキーなのかなとも思います。

今頃また心機一転では恥ずかしい話ですが、停滞している今だからこそ、「これからのアスペ子を見ていろよ!」という意欲がフツフツと湧き上がっているアスペ子です。

この言葉を誰に言っているのか、アスペ子自身に言っているのか、アスペ子にもわかりません。しかし、頑張ろうという意欲の源が、湧き始めているのは確かです。

思う気持ちを強く持つことによって、願いは叶うはずです。何事も諦めず、前進あるのみのアスペ子です。

スポンサーリンク

障害に対する悩み

Posted by アスペ子