アスペルガー症候群の集中力

ゴールデンウィークが終了した人、まだ連休中の人、様々な人がいる金曜日。アスペ子宅はいつもと変わらずの金曜日。

朝起きて、コーヒーを飲んで、パソコンで内職をしてから昼食。そのあとは主人は仕事にかかり始め、アスペ子は最近はまっている動画の視聴。

人によっては呑気なもんだと思うと思いますが、こういう決まったパターンでないと生活のリズムが狂ってしまい、アスペ子のアスペルガー症候群に悪影響が出てしまいます。

この点では、主人もわかってくれているので、とても助かります。

アスペ子の集中力は、過集中気味になる時が多いです。

例えば、以前にも書きましたが、キャベツの千切りがいい例です。サラダボールに崩れそうなくらいに山盛りに切って、そのまま食卓に出します。それを初めて見た主人は「!!!・・・」唖然としていました。主人に限らず、てんこ盛りのサラダボールを見たら、誰だってビックリするでしょう。

最近は、主人に言われて「適量」というものが何とかできるようになりましたが、アスペ子の中ではてんこ盛りになっていないサラダボールを見ると、不安というか、物足りなさを感じます。

それでも、キャベツやサラダ用に使用するは野菜などを多く作ってしまった時は、翌日の昼食や夕食に回すなどして、対処ができるようにはなってきました。

つまり「後で食べることができるのだから、今日はこのくらいにしておこう」と、てんこ盛りの野菜を減らすことができるようになったということです。

その他にか集中というと、水槽の水換えの時にも出てしまいます。主人がメインで掃除をし、アスペ子はサブ的なこと(汚れものを洗ったり、水を張ったりなど)をするのですが、主人が「きれいにしなくても適当で良いから」と言っても、アスペ子はコケなどを全部きれいに取り除かないと気持ちが悪くなってしまい、どんどん集中していって、最終的には主人からストップがかかります。

多分、アスペ子は「臨機応変」「適当」ということができないのだと思います。できない=理解できないのでしょう。アスペルガー症候群のアスペ子だからだと思います。

この連休中は、結局毎日洗濯をしてしまいました。一度だけしてあとはノンビリしようと思っていたのですが、一つは思ったよりも選択する汚れものが多くて溜まっていたので、洗濯しないと悪臭がしてきたということ。もう一つは久しぶりにおねしょをしてしまったということです。

このおねしょは爆睡モードに入った時になりやすく、多分、薬のせいだと思っています。ベッドカバー?やベッドシーツ、パジャマ、下着を洗濯しました。

幸い、連休の最初は天候が良く、風も強かったので乾きも早くて助かりました。しかし、アスペ子の「連休中はノンビリしよう」は実現せず、かなり体に負担がかかってしまいました。悪循環にならないようにしていたのですが、さすがに連休最終日には足腰が悲鳴をあげていました。(これは歳のせいですね)

やっとアスペ子が「今日は午後からノンビリするよ!」と宣言できたのは連休最終日の木曜日でした。いつもと変わらず、朝のコーヒー、パソコンで内職、日用品を買いに主人と歩いてドラッグストアに行き、帰宅後に昼食。

今までは家にあるDVDを観ていたのですが、さすがにもう観るものがなくなってしまったので、某サイトの無料動画を見ることにしました。

そこでは以前、アスペ子が気が狂う前にずっと観ていた海外ドラマの映画版が2本あったのでそれを観ました。

問題は次です。さて何を観ようかなと探していたところ、何となく気になった海外ドラマをあったので、それを観ることにしました。

1本約45分。シーズン1の5話まで一気に観てしまいました。夕食の準備があるので途中で観るのをやめたのですが、観ている時のアスペ子はまさに過集中気味。時間は全く気にせず、時間になったら携帯の目覚ましがなるようにしておいたので、さらに集中してしまいました。

過集中になった時のアスペ子は、周りの音はもちろん、主人のことも、外の雑音も全く頭から消えています。聞こえないのではなく、消えてしまいます。

それは多分、海外ドラマが字幕ということに集中していたということも関係しているのでしょうが、一番は「アスペ子一人の世界にドップリとハマっている」状態になっているということです。

さらに、過集中になっている時のアスペ子に何か・・話しかけられるなどの行為をされた場合、アスペ子はおざなりの言葉しか出てこない状態になりがちです。

主人が話しかけてくる時は問題ないのですが、以前、運動クラブで働いている時は違いました。アスペ子が過集中気味になっている時に話しかけられて、アスペ子は「キレ」そうになったことがありました。

働いている時は、まだ通院もしていませんでしたし、薬も飲んでいませんでしたし、もちろん心療内科にも行っていなかったので、単なるアスペ子のワガママ、キレやすさが出ていると思っていました。

でも実は、アスペルガー症候群からくる過集中が問題であって、障害だったからアスペ子自身が物事に対処できないだけだったのです。

世の中にはアスペルガー症候群の人でも社会に出て働いている人がたくさんいます。その人たち、全員が適材適所で働いているとは限りませんが、過集中というのは要は使いようで、とても能力が発揮できるものだとアスペ子は思っています。

アスペ子はこの過集中のおかげで、ブログを書いたり、パソコンで内職ができたりしています。さらに、アスペ子が何かに集中することによって、主人の仕事もはかどります。言い換えれば、アスペルガー症候群の過集中が我が家にとって、今のところ、一石二鳥のようなものになっているということなのかもしれません。

こういった前向きな考え方ができるようになったのも、いつも言っていますが、心療内科の先生の言葉や、やはり主人のおかげだと実感しています。つまり「あきらめない、焦らない、最後までやってみる」を、アスペ子に伝えてきてくれたのだと思っています。

ネガティブな考え方をポジティブな考え方に変えるのは、並大抵なことではありません。今まで40数年間、ネガティブで生きてきたアスペ子にとっては「ポジティブに考えろと言われても、そんな、すぐにはできっこない」と固辞いていたところがありました。

しかし、過集中のことを深く考えるようになってから「過集中って、悪い意味だと思っていたけど、もしかしたら良いように使えるのかもしれない」とアスペ子は感じ始めました。

例えば、上記に書いたように、雑音が消えることによって仕事量がグンと上がります。(ケアレスミスはADからくるものなので、また別の話になってしまうので割愛します)そして、成し遂げた後の達成感が、アスペ子にとっては「感無量」と大げさなくらいに感じます。そして「また次もチャレンジしよう」と、次の段階=先のことまで考えられるようになりました。

自分だけが苦しいのではない、苦しい人や苦しんできた人は、世の中たくさんいるのだから、アスペ子はアスペルガー症候群だからといって、それに甘んじることなく、苦しむことなく、上手くつきあっていければ最高なんだと感じました。

その一例が過集中であって、アスペ子自身「なんだか上手く説明できないけど良いところに繋がる」だろうという気持ちにさせてくれました。

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障害に対する悩み

Posted by アスペ子