計画を立てることが好きだが・・

小・中・高校・大学時代に長い休み、春・夏・冬休みになると、アスペ子はいろいろな計画を立てることが大好きでした。あれしよう、これしようと、ワクワクしながら考えるて、計画を立てることが好きでした。

しかし、いつも実現することはありませんでした。それは運動クラブに入っていたためと、家庭環境によって阻まれていたのです。

アスペルガー症候群からくるものもあれば、家庭環境からくるものもあると、今のアスペ子でしたら分かりますが、当時は「なんでいつも想い通りにいかないのだろうか?」と悩んでいまいした。

何事もそうですが、自分の思うようにいくとは限らないのが世の中です。しかし、自分の思うようにいったらとても嬉しいですし、幸せな気持ちになります。

まだ義務教育を受けている頃のアスペ子は、いつもいつも疑問を持たずに両親のいいなりで生きてきました。それが当たり前とも思っておらず、例えて言えば・・アスペ子自身の「意志」が全くなかったのです。ですから、言われたことを忠実に行い、守ることの中で育ってきました。

言葉は悪いですが、この家庭環境こそ、悪の根源だったのではないかと思うようになりました。

もう少しソフトな家庭であれば、アスペ子の障害に早くから気づき、何かしらの対処ができたと思います。しかし、もし障害がわかったとしても、両親は絶対に拒否すると思われますが・・

そういう両親であり家庭でした。自分たちの子供は誰にも負けない、親戚に自慢できる子たちだと、子供(兄とアスペ子)を虚勢の道具にしていたのでしょう。今ではそう思っています。(詳しくはカテゴリの生い立ちを参考にしてください)

この「計画を立てることが好き」というのは今でも変わりはありません。

計画を立てることでアスペ子自身が安心するのです。突発的なことに弱いアスペ子ですので、当然だとは思いますが、計画や予定は、あくまで仮のもの。必ずできることではないということがわかるまで、だいぶ時間がかかりました。

つい先日も今週の予定を主人と話し合っていたのですが、アスペ子はどうしようか?どうしようか?と考えても回らない頭で考えていました。主人は「◯日になったら考えれば良いのでは?」と補佐してくれました。そうするとアスペ子も「あぁそっか」と、考えることが止められるようになります。

皆が皆、そうとは限りませんが、アスペ子的にはアスペルガー症候群は「知的のある自閉症」という感じと捉えています。

まずとても大切で必要なものは、カレンダーです。手帳とかではわざわざ開いて見ないといけませんが、カレンダーですと、一目瞭然。主人もアスペ子も、その月、その週の予定がすぐわかります。

そして主人は、他の予定もあるからなのか、アスペ子のためなのかはわかりませんが、雨が降っていても予定通りにしてくれます。そうすると、アスペ子は予定が狂ったとは全く思わず、逆に「なんで雨の中に行くのかな?主人の予定に支障が出るからかもしれないな」と普通の考えができるようになります。

次に時間です。これは以前にも書きましたが、アスペ子宅には時計がたくさんあります。すべての部屋はもちろん、トイレ、お風呂、洗面所。ダイニングキッチンには2個あります。

時間が少しでも過ぎると、アスペ子はとても焦ります。なぜか背中から時間に追い立てられるような錯覚を起こしてしまいます。要するにファジーな思考がアスペ子には皆無なのでしょう。

しかしこれも、「そんなに急いで食べなくても食べ物は逃げていかないよ」というのと同じように、「そんなに時間厳守にしなくとも、電車は何本も走っているし、スーパーは閉店しないし、病院も予約時間があるわけじゃないんだから大丈夫だよ」と主人に言われてから、時間をあまり気にしなくなるようになりました。

例えば夕食の時間はだいたい18時30〜40分にしているのですが、そのための準備を15時頃には済ませておけば、あとは焦ることなくのんびりできます。病院に行くことも、1本電車を乗り過ごしても、10分後にはまた電車が来ます。

アスペ子にとってこの時間に関することが、多少気にならなくなったことは、ものすごい進歩だと思っています。オギャーと生まれて、悪の家庭環境で、時間に縛られることが当たり前と思って育ってきたアスペ子が、「ちょっと時間が過ぎたけど、まぁいっか〜」と思えるようになったのですから、お赤飯ものです。

計画を立てるには時間がとても重要でしたが、「時間通りにいかなかった時は、その時はその時」といった主人の柔軟な考え方がやっとわかってきました。

「やればできる子」がアスペ子のモットー?になりつつあります。

広汎性発達障害の中の中程度のアスペルガー症候群&AD(注意欠陥症候群)があるアスペ子ですが、子供の療育のようなものがない大人の発達障害者にとって、頼るものは家族の協力と自分のやろう!という強い気持ちです。

しかし焦りは禁物です。焦っては事を仕損じることも多々あります。

でも、それも一つの経験です。言い換えれば、アスペ子は、幼少時代から成長が止まったままです。これからどんどんいろいろなことを吸収していって、肉とし、血とし、そして少しでも普通の人間に近づけるように生きていきます。

いつも言いますが、こうやってアスペ子がブログをかけたり、少しずついろいろ変化しているのは、やはり主人や義妹、心療内科の先生のおかげだと感謝しています。

これからのアスペ子がどのような人間になっていくのか、アスペ子自身、とても興味があります。

そのためには、しっかりと地に足をつけ、ゆっくりと、焦らず、一歩一歩前を見て進んでいこうと思います。そして、計画倒れにならないように、できることから楽しんでいこうと思います。

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障害に対する悩み

Posted by アスペ子