気がつくとADHD

最近、目立ってきたアスペ子のADHD(注意欠陥・多動性障害)。

事あるごとに何かしらケアレスミスが発生しています。特に無意識のうちに足をぶつけたり、指を挟んだりする事が多いです。

飼っている魚たちに対しても、適温水が作れなかったり、餌やりが雑になったり、考えれば危ないのに咥えてしまいそうなものをそばに置いたりと、分かりやすく言うと「ボケ〜」っとした頭になっているようです。

 

ケアレスミスの連発なんだな・・・

特にお正月ボケが長引いているということではありません。アスペルガー症候群のことにばかり気をつけていたので、ADHDの方がおろそかになっていたという感じです。

かといって、アスペ子の障害全部を毎日毎日考えていたら、それこそ頭がパンクしてしまいますし、適度に脳みそを休ませてあげないといけないのですが、こう毎日のようにADHDが気になってしまうと、アスペルガー症候群のこだわりが出てきてしまって、アスペ子も収拾がつかなくなってしまいます。

なんと厄介なものなのかとため息が出てしまいますが、これも生まれ持った障害ですので、主人に迷惑のかからないように、静かにアスペ子の心の中で戦っていかなければいけないなと思います。

まだこのADHDが家の中だけで出ているから良いのですが、一人で外に出た時にADHDが出てしまったら厄介です。

今でもその厄介だなと思う兆候があり、主人と散歩や買い物に出かけると、必ずと言って良いほど、アスペ子は前を向いて歩きません。

キョロキョロしている時もあれば、右側だけを見ている時もあれば、左側を見ている時もあれば、上を見て歩いている時もあります。前を向いて歩いていない時は、まず、走っている車の音が耳に入ってきていません。主人が「車だよ」と言ってくれるまで気がつかなかったりします。

こんな状態で、一人で外に出たら・・交通事故や、電信柱に激突や、つまずいて転んでしまったりする可能性が大です。だから外に出る時は、必ずと言って良いほど主人が同行します。

まだ一人でどこかへ行ってしまわないだけ良かったかなとは思いますが、複雑な気持ちです。

ある知り合い(年齢はアスペ子よりもずっと下)が、作業所に通い始めました。予行期間というのでしょうか、週に一日通っていたところ、今度から週に二日の通いになったそうです。

アスペ子は「すごいなぁ」と感心してしまいました。障害の程度的にはアスペ子よりも強いのですが、作業所で他の人と作業をすることができるなんて、素晴らしいと思いました。

アスペ子は、作業所で作業をしたいなとは思っていますが「他の人とうまくやっていけるか、一人でいられるか、ミスはしないか、怒られないか」など、いろいろなことが頭をよぎってしまい、結局、何もできない、進まないままになってしまっています。

本当は、週に一日でも作業所に通いたいと思っているのですが・・心療内科の通院だけで疲れてしまうアスペ子には、まだまだ先の話になってしまいそうです。

ただ幸いなことに、今年に入ってから主人の仕事の方が順調になってきたので、アスペ子にも心の余裕、ゆとりができるようになりました。だから、多少の疲労も乗り越えられるようにはなってきています。

心療内科の先生が以前「アスペ子さんが良くなれば、ご主人も良くなりますよ。夫婦だからね」と言っていました。夫婦で互いに励まし合うことも時には必要なんだなと思う今日この頃です。

それにしても、アスペ子がADHDを気にし始めてしまったことは、あまり良くないことだなと思っています。2つのことを同時にできないアスペルガー症候群が大きく占めているアスペ子ですので、(大人の発達障害の専門病院の先生が言った)少しだけあるADHDを気にしてばかりいたら、アスペ子の行動や思考がバラバラになりかねません。

一つのことをやっている(気にしている)と、もう一つのことを忘れてしまうというアスペ子に拍車がかかる可能性があると上記に書きましたが、
例えば、ヤカンに火をかけて、洗濯機を回して、テーブルに足をぶつけて「イタタタ!」となったら・・

まず、ヤカンに火をかけていることを忘れてしまうでしょう。次に洗濯機が終了の音を鳴らしたら「後でいいや、ヤカンがシュンシュンしているのに気付き、ポットに入れます。そして「何でこんなにぶつけるんだろう?」と思ってから、洗濯物を干すことを思い出します。

アスペ子が幼少時代の時は、ヤカンはピーピーヤカンでしたので「湧いたよ湧いたよ!」と激しく叫ぶヤカンに怒りを感じたこともありましたが、今は結婚当初に購入した年代物のヤカンなので、捨てるのはもったいないし、ピーピー言わなくてもきちんと沸騰したことがわかるようでなければ恥ずかしいことです。

余談ですが、沸騰で思い出したのですが、アスペ子はお味噌汁もたまに沸騰させてしまいます。食事の用意をしていて、味噌汁以外のことに気を取られていると、いつの間にかお味噌汁がボコボコ・・

お味噌汁は沸騰させないことぐらいは知っているし、お味噌汁が大好きなアスペ子ですので、この瞬間はとても悲しくなります。

アスペルガー症候群だけでなくADHDも併せ持ったアスペ子にしてみると、本当に障害を持つことは複雑だなと感じます。

まったく訳のわからない状態ではない頭ですので、例えば、この障害はこういう特徴があるんだ、こういう風に重なり合っているものを広汎性発達障害というのか、などと知識として知ってしまうと、不意にアスペ子自身ががんじがらめになってしまうことがあります。

そういう時の対処法は頓服を飲むか昼寝しかないのですが、心療内科の先生や主人が言うように「焦らないで、気にしないで」いくことがベストだと思いました。

小さな(多少の)ADHDに気がついても、またやっちゃったくらいの心持ちでいけるようにしていこうと、改めて感じたアスペ子でした。

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障害に対する悩み

Posted by アスペ子