うっかり言葉が出てしまうのが障害なんだな

アスペルガー症候群の特徴に、考える前に先に言葉を口に出してしまうことがあります。

例えばでよく目にするのが、太っている人に「太っているね」と言ってしまうということです。

アスペ子も例に漏れず、この特徴は常日頃からよく出てしまいます。自分では気をつけている気でいても、頭で考えてから口にすることが苦手なので、言葉の方が先に出てしまいます。

 

うっかり言葉はコミュニケーションが取れないからかな?

先日、主人と散歩をしていた時のことです。アスペ子がアスペ子なりの冗談を言ったら、主人が「考えないで言葉が先に出たね。俺だから話はわかるけど、他の人にしたらよくないね」と言われました。

確かに、アスペ子は冗談が通じにくいし、冗談を言っている気でいても、それが冗談ではないことの方が多いです。聞いている相手に不快な思いを与えていることが9割以上あると思います。一生懸命場を盛り上げようとすればするほど、その傾向が強く出てしまいます。

社会人だった時、女性社員の雑談の中で、アスペ子は「車の中ではホンダのシビックが嫌いなんですよ〜」と言いました。その裏には、学生時代にちょっとだけ付き合った人がシビックに乗っていたからだったのですが、なんと、女性社員の中で1、2を争う御局様の車がシビックでした。

アスペ子は付き合っていた人のシビックしか知らなかったので、新しい型のシビックは知らなく、御局様は「ごめんね〜私の車、シビックなの」と、すごい形相で言ってきました。

周りの女性社員は凍りつき、アスペ子はもう真っ青になって、しどろもどろで言い訳をしました。でも、結局、御局様の怒りは消えず、嫌われていたアスペ子はさらに嫌われる形になってしまいました。

それ以来、会話はほとんどしてくれなくなってしまったのです。

 

アスペ子の場合は家庭環境も関係していた・・・

冗談が言えないというアスペ子は、幼い頃から厳しい家庭で育った経緯もあるかもしれません。冗談を言ったり、本音を言ったりして、笑ったり怒られたりするような家庭ではなかったからです。

その点、主人は冗談が大好きです。バカみたいなことを言ってくることが多いのですが、アスペ子は主人の言った言葉にどう反応して良いのかわからないことが多いです。

じゃあ、主人になら冗談が言えるかなと思い、先ほどのような冗談を言うと、それは冗談では通じないねと言われることの方が多いです。

例えば、アスペ子が「この道だったらコンビニのATMに行くのも早いね」と言うと、主人は「縁起でもないことを言うなよ」と言いました。アスペ子にしてみると、アスペ子なりの冗談というか、笑いを取るために言った言葉だったのですが、主人にしてみるとそうではなかったのでした。

「ATMでお金を入れたりおろしたりということは、なるべく避けたい我が家」なので縁起でもないと主人は受け取ったのでした。

アスペ子は、そう言われればそうだよな・・・なんかすっとこどっこいなことしか言えないな・・・とアスペルガー症候群の自分をちょっと恨みました。

まともな会話すらできないアスペ子。どうしたら普通の会話ができるのだろうか。考えてから言葉を出すと時間がかかってしまうアスペ子。

時々、主人に質問されて黙っていると「聞いているの?」と言われますが、アスペ子はその黙っている時に一生懸命どう言えば良いのか、どのような言葉を言えば良いのか考えているのです。

まだ相手が主人だから説明すればわかってもらえるし、待ってくれますが、社会に出たらそうはいきません。

例えば、コンビニに行っておでんを買ったとします。「カラシなどは置いてありますからお取りください」と店員さんが言います。

アスペ子はまだ今年はおでんを買っていないので推測になりますが、いくつかある薬味を見て「どれにしよう?どれがいいかな?」と迷って、おでんの前でジッと佇んでしまうかもしれません。

店員さんは「どうしました?」と聞いてきて、アスペ子はなんて説明すればこの店員さんにわかってもらえるかな?どんな言葉で説明すればわかってもらえるかな?と考え込んでしまいます。その時の店員さんは「変な人」とアスペ子を見るでしょう。

例え話が極端すぎたかもしれませんが、社会というのはそういうものだとアスペ子は思っています。時計の針が刻一刻と進んでいくように、社会の流れも進んでいき待っていてはくれません。アスペルガー症候群のアスペ子には生きづらい世の中なのかもしれません。

でも、アスペ子は生きています。

そんな社会の中でもアスペ子は生きているのですから、もっとアスペルガー症候群を勉強して、アスペ子が生きやすくなるにはどうすれば良いのかヒントが得られればいいなと思っています。

そして、いつも言いますが努力を惜しまないこと。アスペルガー症候群だということに甘えないこと。

たとえ、考える前に言葉が出たとしても、諦めず、焦らずに次に活かせばいいのだと思うアスペ子です。

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障害に対する悩み

Posted by アスペ子